大河ドラマ「青天を衝け」。感想です。
第五回 栄一、揺れる
あらすじ
栄一(吉沢亮)は、代官所で500両支払ったが、代官は話も聞かずに立ち去ってしまう。承服できぬ、栄一は帰路、惇忠(田辺誠一)に出会い話を聞いてもらう。
それは、悲憤慷慨だという。いま、そのように思っている人が多くなっていると。この世に、悲憤慷慨しているのだと。
それは、清国で起こった事と同じ事が、日本でも起こるかもということだ。
清国がどうやってイギリスの軍門に降ったのか。それが書いてあったのだ。
長七郎(満島真之介)は、剣の道に目覚める。敵を斬るためだと。
江戸では、ペリー来航。さらに、イギリスとの和親条約を結び、疫病も流行っていた。
さらには、大地震が発生し、ロシアの船が沈没する。
慶喜(草彅剛)は、夷狄の兵器を学ぶと称して、藤田東湖(渡辺いっけい)の家を尋ねる。
栄一は、縁談が破談となった、姉・なか(村川絵梨)を見張っていた。
狐がついたとは思わないが、どうしたら気が晴れるのかと、悩むのだった。
市郎右衛門(小林薫)は、なかを連れて藍の集金に連れ出す。
そうしたところ、おばが、修験者を連れてやってきて、お祓いをするのだという。栄一は抵抗するが、お祓いは始まってしまう。
しかし、栄一は修験者を質問攻めにしてあらを付き追い払うのだった。
その秋、安政江戸地震が発生。江戸城にいた、藤田東湖がこの地震で亡くなります。
感想
今回も、あまり話はすすんでいませんが、江戸では着々と時がが流れているようです。
安政東海地震にて起きた大津波にて、ロシアの帆船が被害を受けています。こういった時期でもあったにもかかわらず。ロシア人たちを助けるのですよね。
まだまだ、幕末という事もあって、迷信じみた事はたくさんあったのでしょうね。栄一の口八丁で、見事に修験者たちを追い払ったわけですが。まあ、この頃から栄一は口が立つ人物だったという事ですね。
安政江戸地震では、江戸城も大きな被害を受けました。徳川斉昭の腹心・藤田東湖が犠牲になってしまいました。
次週は、いよいよ栄一と慶喜の出会いがあるようです。さて、