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大河ドラマ 麒麟がくる 第二十一回 「決戦!桶狭間」 ネタバレあり感想

麒麟がくる

大河ドラマ「麒麟がくる」。感想です。

第二十一回 決戦!桶狭間

今川義元(片岡愛之助)がいよいよ尾張へ攻め入ってきた。松平元康(風間俊介)は、菊丸(岡村隆史)より母の文を受け取るが、織田が今川に勝てる見込みはないと裏切りはせず、今川勢として丸根砦を攻める事に決めるのだった。

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尾張を目指していた十兵衛(長谷川博己)は、清州城まであとわずかのところまで迫っていた。

元康が寝返らず、戦況は思わしくない。信長(染谷将太)は、一旦籠城と決めるのだが、敦盛を舞った信長は一転して今川の兵の数を数え始める。援軍を各砦に送っている今川の本体は、もはや大群はでない。そう踏んだ信長は、今川の首を取るために出陣する事に決める。
帰蝶(川口春奈)は、もし今川が大軍ならばと問う。死んでしまうだろうという信長。信長は別室へ帰蝶を連れ出す。そこには、吉野の産ませたという信長の子がいた。信長は、自分が死んだら、帰蝶に育ててほしいと頼むのだった。

信長は、善照寺砦へと出陣する。少し遅れて、十兵衛が清州城へと到着するが、信長はすでに発ったあとだった。帰蝶から、様子を伺い十兵衛も善照寺砦へ向かう事とする。

信長は、今川本体があと六千の兵と知り、なんとかこれを減らせぬかと思案する。一方、元康は大高城へ戻ってくるなり、鳴海砦へ迎えと命令を受ける。一睡もしていない松平の軍勢に、一刻の猶予を与えてほしいと頼むのだった。

信長は、今川の兵たちが乱取りをしていると義元へ伝える。怒った義元は、1000の軍勢を向かわせる。これで、5000の兵となった今川本隊。いよいよ信長が桶狭間へと出陣する。すると、大雨が降り出す。桶狭間の義元は陣をひきはらい輿へ入り雨が通り過ぎるのを待つのだった。

信長方の情勢をしり、元康たちへ今度は桶狭間へ迎えとの命がはいる。元康は、これを断固として拒否。ここを一歩も動かぬと決めるのだった。

桶狭間で休憩をしていた今川勢の元に織田軍が迫る。織田軍は、義元の輿を探しだして義元の首を目指すのだった。そして、ついに毛利良勝が今川義元を討つのだった。桶狭間の戦いに勝利した信長は清州城へ戻るのだった。その途中、十兵衛が待ち迎え、義元を倒した信長を褒め称える。そして、帰蝶も褒めるだろうと。十兵衛は、次は何を目指すと問い、信長は美濃を取ると宣言する。さらに、その先はと問う十兵衛に、何も答えず信長は立ち去るのだった。

駿府にて、義元討ち死にを知った東庵(堺正章)と駒(門脇麦)は、京へ帰ろうとする事にした。元康からの文を受け取ったという駒は、元康は母と再会し、岡崎城へ入る事を許されたと

感想

中断前の最後は桶狭間の戦いでした。 これまでの戦いでは、帰蝶はことごとく信長を動かす形であったが、この桶狭間の戦いでは信長自らが策を練り見事に義元を討ち果たしたというところが、ここまでと違いますね。

信長は、今川義元の2万の兵という話に惑われず、冷静に本隊の兵力を分析。実際のところ、各砦攻めに兵を分散させていたため、今川本隊に残っていた兵は、信長の目算どおりという事ではありました。一時は、今川を裏切らず丸根砦を攻め取った元康もその後は動かず。これは、結果的に信長を大いに助ける事になりました。元康の兵に挟撃されたら、信長の目算どおりとはならなかったかもしれないですからね。

戦国の世なので、側室がいる事はなんら不思議ではないのですが、ここまで帰蝶しか出てこなかったところにいきなり子供が現れたのはびっくりでした。これは、帰蝶じゃなくても驚く。後の信忠なので、どこかで登場する事にはなるわけですが、このタイミングで出てくるとは思いませんでした。今回の桶狭間の勝利といい、突然の隠し子登場といい信長の気持ちとは裏腹に帰蝶の関係が変わっていくのかもしれないですね。

ここからは、突然の大雨を含めて、信長有利にことが運びます。まさに神がかったような勝利。いや、これは確かに歴史的な勝利なのであります。まあ、この場に、光秀が現れるのもびっくりではありますけどね。これで、元康は岡崎城へ入り、信長とは盟友となります。見事なまでのキリの良さ。

信長は、これから美濃攻めに入りますが、次回は室町幕府最後の将軍・足利義昭が登場という事になりそうで、光秀が信長の家来になる日も近くなりました。

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