大河ドラマ「麒麟がくる」、第三話まで追いつきました。感想です。
第五回 伊平次を探せ
あらすじ
十兵衛(長谷川博己)は、利政(本木雅弘)に鉄砲の撃ち方を指南するのだった。見事、瓶に命中した利政は、鉄砲の威力に驚く。だが、十兵衛は戦で使えるものとは思えぬといい、将軍家がなぜ本能寺でこれを作らせているのかわからぬという。利政は、将軍家がなにゆえ鉄砲を作らせているのか知りたがるのだった。
十兵衛は、近江の国友村で鉄砲の修理をしていると聞きでかけるのだったが、便りの伊平次は見つからず。京の本能寺に腕を見込まれて行っているというのだ。
十兵衛は、利政より金を受け取り再び京へと向かう。京の本能寺へやってきた十兵衛だったが人だかりが出来て中に入れない。そこへ細川藤孝(眞島秀和)が鉄砲を持っていた十兵衛に斬りかかるのだが、足利義輝(向井理)が本能寺より出てきてこれを止めるのだった。
細川藤孝は、三淵藤英(谷原章介)の弟であった。藤英は、松永久秀(吉田鋼太郎)の元へ向かうといい、鉄砲のお礼がしたい十兵衛も一緒に向かう事となるのだった。
だが、松永久秀と藤英は、鉄砲の数から言い争いとなる。昨年まで、主君三好長慶 と将軍家は争っていたのだから。今は、お互いに、兵力を均衡に保ち平穏を保っている。藤英は、将軍義輝は戦はする気はないといい立ち去るのだった。
十兵衛は、なぜ将軍家は鉄砲を作らせているのか、久秀に問う。鉄砲は当たれば死ぬ。お互いがその怖さを知っていれば、簡単には戦は起こせぬと。十兵衛は久秀が戦を好んでいるわけではないと聞き安心する。さらに、伊平次の居所を突き止めているというのだ。
松永久秀は遊郭へと向かい伊平次を見つけ出すのだった。鉄砲を作って欲しいという久秀だったが、伊平次は面倒だと断るのだった。十兵衛をみつけるとかつての昔話に花が咲く。十兵衛は鉄砲の仕組みが知りたいと伊平次を説得するのだった。
感想
明智光秀、2度目の京へ。因縁深い本能寺へ向かう事になりました。何の因果か、この本能寺で信長を討つことになる訳ですが、それは大分先の話。
国友村は鉄砲づくりで名を馳せたところですが、美濃からは比較的近いのですね。そして、京では将軍・足利義輝が登場。しかし、この義輝は暗殺されてしまうのですよね。京は争いが絶えない状態だったので、将軍家と三好長慶の争いはまだくすぶったままです。
そんなところにやってきた光秀。この頃はまだ戦に馴染めぬ様子です。まあ、相手があの松永久秀ですからね。まあ、将軍家がいて、松永久秀とも知り合って、光秀の人脈はこうして作られていったのだろうなと思うところです。しかし、伊平次はどういう人物なのかさっぱりわからないですね。今後も登場し続けるのかどうか。
次回は、もうさっそく京で争いが起きるようです。細川晴元と三好長慶も一枚岩ではなく、暗殺計画が持ち上がるようです
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