秋田・宮城旅行の3日目。松島観光で次はどこへいこうかなと思いましたが、これまで行った事のなかったお寺参りに行ってみる事にしました。
円通院は、伊達政宗の嫡孫・伊達光宗の菩提寺となっています。さらに、平安時代から続く寺院・瑞巌寺も回ってきました。
円通院
まずは円通院から回ってきました。拝観料は300円です。門から入るとまず七福神庭園が見えてきます。枯山水にある石がそれぞれ七福神を表しているようです。
さらに庭園の片隅にある休憩所。なんとも趣があります。ここで、写真を撮って行っている人も多かったです。これは確かに映えるかもしれません。
さらに進むと、庭園が広がっています。苔の緑が非常に味わい深いものになっています。観光客は結構いたのですが、タイミング的に丁度人がいなくて静けさが漂う感じで良かったです。
伊達政宗の嫡孫・三宗が祀られている、三慧殿の中です。白馬にまたがる三宗像がおかれています。三宗は19歳の若さで亡くなったのですね。
さらに、奥まで進むと、円通院の本堂がありました。ここでお賽銭して帰りました。
その他、円通院では数珠作りの体験コーナーもあるようで、結構人が集まってました。仏教のお寺にもかかわらずバラ園があったりもします。
瑞巌寺
続いては、瑞巌寺へ行ってみました。ここは、拝観料700円。チケットが券売機で売られていて、Suica対応しているというのが面白い。
瑞巌寺の入り口近くにある法身窟。鎌倉時代に、時の執権北条時宗が、法身禅師と出会った場所なそうです。順番的には最後に行く感じなのですが、先に行ってしまいました。
入り口近くにあるこの像。延命地蔵というお地蔵様なそう。やけに目立つのですが、お地蔵様ちう風には見えませんでした。
この後、瑞巌寺の本堂へ向かいました。本堂の中は撮影禁止という事で、写真は撮ってないのですが、きらびやかな仏間などがあって、これはさすがに拝観料多めに取るだけの事はあるなあという気がしました。
お寺という事ですが、ある意味城のような役割も担っていたのだなと思います。さらに、青龍殿でも、伊達家関連の書や絵画などが展示されていました。
帰り。中門からの本堂。ここは順路になってなくて通り抜けは出来なそうです。
瑞巌寺から出てしばらく歩くと、洞窟群がありました。ここも、鎌倉時代まで遡る霊場になっているようです。崖のなかに仏像があったりというのが延々に続いていて、壮観なものがありました。
滅多にこういった寺院を訪れる事はないのですが、たまにはこういう場所もいいものです。