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西郷どん 第33回「糸の誓い」ネタバレ感想

西郷どん

大河ドラマ「西郷どん」第33回の感想です。

第33回 「糸の誓い」

あらすじ

薩長同盟が成立して数日後、龍馬(小栗旬)は寺田屋にて襲撃を受ける。お龍(水川あさみ)とともに抜け出した龍馬は、薩摩藩邸にて匿われるのだった。

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薩摩へ戻る事となっていた吉之助(鈴木亮平)とともに、龍馬も薩摩へ向かう事となるのだった。
西郷家へついた龍馬とお龍だったが、奔放なお龍に皆驚くのだった。

龍馬を薩摩へ連れて行ったのは、手傷の静養のためだけではなかった。イギリス大使のハリー・パークスが薩摩へやって来るのをもてなすのを手伝ってもらうためでもあった。龍馬の手伝いもあり、外国の酒などを集める事が出来たのである。

その頃、京では再び長州征伐の号令がかかる。だが、一蔵(瑛太)は大義のない命はきけないとし、薩摩は従わぬ事を宣言するのだった。
徳川家茂(勧修寺保都)が病に倒れるが、士気にかかわるとして伏せられていた。慶喜(松田翔太)はいよいよ長州攻めを開始するのだった。

幕府は長州征伐は薩摩にも届いてた。最新の装備をした長州が幕府軍に負けるはずがないと思いながらも心配だった吉之助らは、龍馬に長州まで様子をみてきてもらう事にするのだった。
翌朝、こっそりと西郷家を抜け出した龍馬だが、またもや糸(黒木華)に見つかってしまう。お龍を戦の起こっている中へ連れて行くわけにはいかぬというのだった。

龍馬が長州へと向かった直後に、お龍が現れる。お龍の決意に、糸は龍馬が長州へ向かった事を話すのだった。お龍は、お互いに難儀な男に惚れたが一生惚れ通すしかないと言い別れるのだった。

いよいよ、ハリー・パークス大使が薩摩へとやってきた。パークスをもてなす、久光(青木崇高)たちだったが、数日後突然激怒したパークスが船へ戻ってしまう事態となる。
みかねた吉之助は単身軍艦へと向かい、パークスとの交渉を始めるのだった。今の日本の現状を詫びつつ、薩摩が必ず日本を変えるとし、交渉するなら薩摩だと進言する。吉之助の熱意をうけパークスも薩摩を、そして西郷を信頼するとするのだった。

一方、イギリス船に捕まったとされていた吉之助が西郷家へと帰ってきた。心配できがきでなかった糸は表情が強張っていた。吉之助は心配をかけた事を詫びるのだった。
糸は、思い切って島妻の愛加那の事を聞く。愛加那は、自分を生かしてくれた、そんな女性だと吉之助は言うのだった。糸はお龍の言葉を借りて、難儀な男に惚れてしまったからには、一生惚れ通すしなかいとし、決意を誓うのだった。

そして秋になった頃、吉之助は再び京へと向かう事になる。別れの見送りの場で、糸に子が授かった事を知らされるのだった。それを聞いた吉之助は喜ぶのだった。こんなときに薩摩を離れねばならぬ事を詫つつも、吉之助は京へと向かうのだった。

感想

坂本龍馬とお龍夫妻が薩摩へと訪問。そして、パークスとの会談といった事はありつつも、吉之助と糸との間に子が授かるというめでたい事もあるという回でした。幕府の第二次長州征伐が始まっており、薩摩としてもそちらの方がメインではあるのですが、今回はそんな合間の回でありました。

龍馬とお龍が薩摩へ行っていた事は史実どおりではありますが、お龍が糸たちと会っていたのかはわかりません。しかし、あのお龍ならば、糸もなんらかの刺激を受けてもおかしくはないかもしれませんな。なお、坂本龍馬は、下関に向かいますがお龍は途中の長崎で下船しています。

Wikipediaによると、お龍は龍馬が亡くなってのちの晩年は不遇であったようで、少し悲しい気分になってしまいました。

ハリー・パークスが薩摩を訪問したのは確かですが、実際に吉之助とこういった会談があったのかはわかりません。パークスは、その後薩摩だけではなく長州の桂小五郎などとも会談していたようです。

西郷の嫡男・寅太郎はこの年に生まれているので、この時期には糸のお腹は大きくなっていそうな気もするのでちょっと時系列が分かりづらいですね。将軍家茂が病に倒れていたとされていましたが、この年のうちに亡くなっていたはずです。さらに、孝明天皇も12月に亡くなる事となり、いろいろと時代のうねりが押し寄せる年となりました。

次回は、いよいよ慶喜が将軍となります。となると、いよいよ大政奉還も近いという事になります。吉之助にとっても、将軍・徳川慶喜は倒さねばならぬ存在となっているようです。となると、戊辰戦争を経て、明治政府誕生となる訳ですが、どのくらいの回数が割かれるのでしょうかね

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