現在日本に向かっている台風12号ジョンダリが、大変珍しい進路を取っていると話題になっています。
通常、日本付近を通る台風だと、九州を通過して右曲がりに通過したり、東海地方や関東から東北方面に抜けていくというパターンになるのですが、今回の台風は今まで見たこともないような進路となっています。
台風の進路予想をみてわかるとおり、関東地方の南東方向から近づいて東海地方を通って九州方面へぬけていうという左回りの進路となっています。
どのくらい異例かというのがTwitterでも話題になっていました。
週末の台風に備えて下さい.
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2018年7月26日
強い台風第12号は明日28日午後に伊豆諸島に接近,明日夜には西〜東日本に上陸のおそれ.西〜東日本の広範囲での大雨が見込まれており極めて心配です.大雨災害,暴風,高波に厳重に警戒を!進路同様にいつもの台風と違うことが起こると考えて,万全の備えをお願いします. pic.twitter.com/4f2HnTDU5W
お生まれになりました。気になるのがコース。過去、北西に進んで関東~北陸に抜けた台風はない(少なくとも私は思い浮かばない)。ということは、前代未聞の現象が起こる可能性がある。台風は「どっちに進んでいるか」「中心からどっち象限にあたるか」が重要なのだ……。 #台風12号 pic.twitter.com/nk6a8kWmjc
— 金子大輔(気象予報士2670) (@turquoisemoth) 2018年7月25日
気象予報士の方が、いつもとは違うとか、見たことがないと言っているくらいなので、やはり異例な進路の台風なのでしょうね。
あまりの珍しさに乗っかってか、台風のTwitterアカウントまで登場してしまいました。
はじめまして pic.twitter.com/BMXdqWc5v9
— 台風12号(ジョンダリ) (@jongdari2) 2018年7月25日
いろいろと話題になっている台風12号(ジョンダリ)ですが、関東地方をかすめて関西から西日本を通過する見込みです。台風の東側の関東でも大雨になりそうですし、先日の豪雨災害の被災地も通過しそうなので一層の注意が必要となってきました。なかなか珍しい経路を通るので、防災面からも予想しづらい部分もあるでしょうから経過は要チェックです