時々、ネット上で話題に上がる、のび太のおばあちゃんのエピソード。のび太がタイムマシンで過去に行っておばあちゃんに会ってくる話です。
毎度の事ですが、ドラえもんはもう中高生の時には見てなくて、このエピソードも読めば思い出す程度くらいで、覚えてませんでした。アニメでも何度か放送されているので、観た事はあるはずなんですが。
このエピソードを思い出すきっかけになったのは、去年当たりにTwitter上で話題になっていたからだと思います。今見ると泣いてしまうエピソードなんですが、おそらくリアルタイムで視聴していた時期は祖母も健在だったので、見え方は少し違っていたのかもしれません。
- のび太のばあちゃんの顔見ると条件反射でパブロフの犬みたく泣く - KANSOU
- 『おばあちゃんの思い出』をのび太のおばあちゃん視点で見ると「孫がわざわざ数年後の未来から来た意味」がわかってしまって辛い - Togetter
このエピソードの中でもありますが、幼い頃(自分に取っては中高生くらいですが)にわがままをいったりしておばあちゃんを困らせたというのがあります。大きくなってみると、酷いことしたなともうんですけどね。
「おばあちゃん…信じてもらえないかもしれないけど、ぼく、のび太です。小学5年生の、のび太です」
— 札幌のねじれ双角錐 (@trapezohedoron) 2015年5月1日
「信じてくれるの?疑わないの!?」
「のびちゃんの言うことを、誰が疑うもんですか」
「…おばあちゃん!!」
#泣いてしまうツボを晒せ pic.twitter.com/R7BZGqnWED
このエピソードの話題が出るたびに、今は亡き祖母の会いたくなってきてしまいます。正直、ドラえもんの世界はタイムマシンがあるので、ある意味「なんて卑怯なんだろう」とも思ってしまいますがね。
今でも時々祖母は夢に出てきます。大体は、おそらくはまだ元気だった高校生から社会人になって数年くらいまでの頃の姿なんですが。夢なので、冷静に考えると違和感のある事も多々あるのですが、不思議なもので夢の中では大抵昔と変わらずに接していた気がいます。極々稀に、あれ?!って思う事はありますが、大体生きて話している事を違和感なく受け入れてしまいます。
そういえば、昨年写真フィルムで撮ったネガからDVDにしてもらうサービスで、在りし日の祖母の写真もデジタル化しました。昔の写真はないので、1999年頃まだギリギリ実家で元気にしている写真が残っていたので。夢に出るほど記憶は鮮明でも、やはり写真として残してあると気分的に違うので。
もう会うことは出来ないけど、それでも時々会いたくなってしまうのです、祖母には。