大河ドラマ「西郷どん」第5回の感想です。
第5回 「相撲じゃ!相撲じゃ!」
あらすじ
斉彬(渡辺謙) が藩主になった事で、薩摩では希望に満ちあふれていた。そんな折、御前相撲大会が開かれる事となった。
一方、斉彬が藩主になり、大久保正助(瑛太) の父の流刑も赦免されるかと思われたが、斉彬は先代に仕えていたものを徴用し、赦免は行われないとされた。これに、吉之助(鈴木亮平) たちは、相撲大会で勝ち上がって、斉彬に直訴すると息巻くのだった。
さらに糸(黒木華) の元に縁談話が持ち上がるのだった。糸は、縁談をうけるべきか悩み、下駄を投げて決めようとするが、それが鰻取りをしていた吉兵衛にあたってしまう。吉兵衛は、片方の下駄がなくなった糸をおぶって正助の家へむかうのだった。糸の縁談話を聞いて喜ぶ吉之助だったが、正助が糸を好いている事をしり複雑な気持ちになる。縁談相手の海老原も相撲大会にでるという事で、相撲で勝ってやろうと意気込むのだった。
相撲大会の日、吉之助に勝って相撲大会に出るはずだった新八がお腹を壊してしまう。急遽、吉之助が出場することになり、どんどんと勝ち上がるのだった。決勝は、糸の縁談相手の海老原になるが、海老原は左足を痛めていた。吉之助は左足を狙う事をためらってしまう。そんな決勝に於一 (北川景子) は、斉彬とどちらが勝つか掛ける事となり、吉之助の勝利にかけるのだった。
いよいよ海老原との決勝。迷いのあった、吉之助だったが、最後は海老原に勝ってみごとに優勝するのだった。すると、なんと斉彬みずからが相撲を取るといい始めるのだった。吉之助は、ためらうものの斉彬と相撲をとる事となる。
斉彬との相撲に勝ってしまった吉之助は牢獄へと入れられてしまうのだった。
感想
タイトルどおりではあるが、思った以上の相撲回でした。ほぼ、前編相撲大会の話に終始しました。糸の縁談話というのがありましたが、それより何より相撲でした。
斉彬は藩主になったあと富国強兵に努めます。それは、西郷が望んだものとは必ずしも一致しません。斉彬藩主時代に西郷がどう関わっていくのかというのが、ここ数話の流れになると思います。
今回のタイミングでは、正助の謹慎は解かれないのですが、2年後に復職する事になっています。斉彬としても藩主になって早々という事もあって、先代の家臣をまずは使っていくのというのは仕方なかったのでしょうね。
そして、後の篤姫となる於一が初登場しました。これから、西郷とも関わりのある篤姫登場ですが、家定に嫁ぐのはもう少し先になりますかね。
なぜか、斉彬と相撲をとって投げ飛ばしてしまった西郷。それにしても、西郷鈴木亮平が鍛え上げられているのも凄いですが、斉彬渡辺謙もあの年とは思えない体つきでしたな。
斉彬の意思かどうかはわかりませんが、牢獄に入れられてしまいました。まあ、殿様に勝ってしまったので、しょうがないのかもしれませんが。その牢獄であった謎の男。漂流者という事で、ジョン万次郎ではないかと思われます。ここから、どう絡んで