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熊本地震から1年

熊本城

熊本地震の前震に当たる大地震から1年が経過しました。1年前の地震のときは、最大震度7と大きな揺れを観測して、被害も既に出ていました。ただ、このときはこれが前震だとは思いもよらなかったわけですが。2日後の16日に本震に当たる地震が発生。前震や余震などで崩れやすくなっていた家屋などが被害を受け、被害者も多数出ました。

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Wikipediaによれば、この一連の地震での直接死は50名でした。しかし、実際には関連死で倍以上の170名もの方が亡くなられているというのは驚きでした。もちろん、東日本大震災でも、関連死で亡くなられた方は多数いたのですが、あのときは津波による被害者の数がものすごかったので、それに比べればという状況でした。こういった災害時での避難生活では、いつもと環境も変わるし、ストレスもある。そういった事だけでも、どんどん人が亡くなってしまうという事を考えると、生き残った後の対処というのは実に大切なんだと思います。

東日本大震災では大きな被害がでた沿岸部では車ごと津波にさらわれてしまった事で大きくとりあげられなかったのですが、今回の熊本地震では避難所での喧騒などを避けて車で寝泊まりしていた人が多かった事でエコノミークラス症候群で亡くなった方や体調を崩されてた方が多かったようです。車中での寝泊まりは気をつけねばいけないのですが、予防法などはしっかりと覚えておいた方がよさそうです。

熊本地震のあと、募金などはしていたのですが、元々縁もゆかりもない場所だったので、どうしたものかと思っていました。丁度、昨年ジェフに在籍していた藤嶋選手と、元ジェフでロアッソ熊本に在籍している巻誠一郎が連絡を取り合い支援物資を送る事になったので、これにわずかばかりですが備蓄していた水を届けに行きました。

ホントに、自分用に用意していた水だけしか持っていかなかったのですが、他の方はかなり物資を用意して持ってきていた方が多かったようで、ユナイテッドパークの1Fにはかなりの物資が集まりました。当初、あまりに物資が集まりすぎて、どうやって輸送しようかという話もでていましたが、無事に物資を搬送できたようです。

藤嶋や巻の存在がなければ、直接的な支援をする機会はなかっただろうとおもうと本当に良かったと思います。こういった縁は大事にしたい。そして、まだ行けていないけど、いつか熊本へも行きたいと思っています

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