新大河ドラマ「おんな城主 直虎」第8回の感想です。
第8回 「赤ちゃんはまだか」
あらすじ
しの(貫地谷しほり) が、直親(三春馬浦) と夫婦となって4年が経とうとしていたが、いまだに子宝に恵まれていなかった。
一方、駿河では松平元康(阿部サダオ) と夫婦となった瀬名姫(菜々緒) が早くも2人目の子供を宿していたとの便りが次郎(柴咲コウ) に届いていた。 なかなか子宝に恵まれなかった直親は、妾を持とうと考え始める。一方、次郎は子宝に恵まれる薬などないかと探すのだった。 今川義元は、三河も手中にし尾張攻めへと本腰を入れ始めていた。駿府を訪れた政次(高橋一生)らは、今川氏真(尾上松也)から槍を100本用意するようにと頼まれるのだった。 駿府から戻った政次より子宝に恵まれると薬を受け取った次郎だったが、しのからは拒絶されてしまうのだった。しのから、呪いをかけられているなどと言われてしまい、次郎もついに怒り出してしまうが、そこに直親が現れて帰らされる事となる。 尾張・織田との戦に向けて井伊谷でも着々と準備が進められていた。直親は、初陣をかざるつもりだったが、直盛(杉本哲太) より居留守を頼まれてしまう。いまだ跡取りに恵まれない直親にもしもの事があってはならぬという判断だった。 側室をもつ事を決心した直親。しのにもこの事が伝えられる。だが、次郎への恨みをつづった文を残し、消えてしまうのだった。しのを見つけた次郎だったが、恨み節をきかされた次郎は逆にしのを挑発する。しかし、しのは自害するどころか、次郎に斬りかかるのだった。傑山(市原隼人)の止められて難を逃れた次郎。そこに現れた直親は、次郎に説教をされて、しのとあらためて話し合う事となった。 直親は、1年側室を持つ事を先延ばしにする事にしたのだった。そして、いよいよ織田との戦に向けて、直盛、小野玄蕃らが向かうのだった。駿府でも元康が戦支度をするのだった。 今回も相変わらずの信親でした。どうにもいらぬ事を言ってしまったり、次郎にも言われたように自分の事しか考えていないようにも見えます。ただ、しのもなかなか面倒くさいですね。とはいえ、この1年の間に後の井伊直政を授かるわけですから、結果的には良かったという事になりました。 そして、直盛の判断も結果的に良かった事になります。勝ち戦しか考えられぬと思われていた織田との対決。直盛は桶狭間にて討ち死にしてしまうわけで、直親を居留守にしたのは正解でした。この段階で直親が討ち死にしていたら、井伊家はどうなっていたか分かりません。 この時点では、氏真の一家臣でしかなかった元康が立場を逆転する事になる訳ですよね。今川義元が討たれた後の今川家は衰退。氏真は、後に徳川家の庇護下と感想