今年は、例年にないくらい様々な事がおきました。それこそ、それぞれが1年で1回でも驚くような事が沢山あって、今年がどんな年だったかを一言で語るのはむずかしい年でもありました。
あまりにも、いろんな事があったので、なにを重大ニュースで取り上げればいいのかというのはありますが、おおまかに絞った形で取り上げてみたいと思います。
熊本地震
まずは4月に発生した熊本地震です。震度7の地震が、連続して発生した事もあり、甚大な被害となりました。特に2度目の震度7の地震では、一度避難した住民が自宅に戻ってきて被害にあうなど、今後の防災にも影響をおよぼすような災害でした。
熊本という地理もあり、本来ならばあまり縁のない地域でもありました。しかし、ジェフに所属していた熊本出身の藤嶋と、元ジェフでロアッソ熊本の巻誠一郎選手の働きかけもあり、千葉から大量の物資の支援を行いました。そのロアッソ熊本のリーグ再開戦の相手がジェフだったのも縁深いものを感じました。
今回の地震では、熊本城の石垣が崩落したり、阿蘇神社が崩壊したりといった被害もありました。4月の発生から1年も経っていない状況なので、被害が酷かった地域の復興はまだこれからとなるでしょう。熊本城がどれくらいで復旧出来るかもわかりません。
地震でいうと、鳥取でも大きな地震がありました。また、福島県沖の地震で津波が発生するという自体がありました。東日本大震災があった2011年が過去最高の地震回数だったそうですが、それから年々減っていたものが今年はまた増えたそうです。来年も大きな地震が起きるかもしれませんね。
東北地方台風被害
9月に東北地方を襲った台風10号では岩手県を中心に洪水などの被害がありました。岩手県では、岩泉町で多数の犠牲者がでました。そのお隣の久慈市でも洪水が発生しました。
久慈市は、夏休みにあまちゃんのロケ地訪問で訪れていた場所であり、冠水被害のあった駅前なども8月にいったばかりの場所でした。
また、これ以前の台風で大雨による被害を受けていた北海道では、地盤の緩んだ箇所で地盤が崩れるなどの被害がありました。連続した台風被害で、鉄道網にも被害がでて現在でも復旧していない箇所が多くあります。また、北海道では、これまでにないほどの台風被害で、農作物への影響も大きいものがありました。
邦画大ヒット連発
災害の話題がやはり記憶に残るところが多いのですが、話題を変えて映画の話。今年は、「シン・ゴジラ」が大ヒットしたのを皮切りに、「君の名は。」が興行収入200億円を記録するなど、邦画のヒット作が連発した年でもありました。
また、アニメ作品では「この世界の片隅に」が話題となり、上映館を増やし続けています。この3作品は自分も鑑賞しましたが、どれも記憶に残る作品でした。これらの作品は、リピーターが多い事も話題になりました。同じ作品に何度も足を運ぶ人が多いと感じたのは珍しいですね。
そういった作品が、何作も生まれた今年はかなり特異な年なのかもしれません。
シャコペエンセ 飛行機墜落事故
11月末に発生した、ブラジルのサッカークラブ・シャコペエンセの選手やスタッフなどを乗せた航空機が墜落した事故がありました。所属選手や監督は、かつてJリーグに所属していた選手も含まれており、日本でも大きく取り上げられました。
特に2シーズンに渡ってジェフで活躍したケンペス選手が亡くなった事は非常にショックでした。まだ若い人たちがたくさん亡くなった事は非常に残念で仕方がありません。
その後の調査では、元々言われていた燃料不足の他にも、人的ミスが複数重なったものによる事故だったとの報告があります。事故ではありますが、明らかに人為的ミスから引き起こされたという事でますます悔しいものがあります。
英雄の訃報
2016年も数々の有名人、著名人が亡くなりましたが。今年に関して言うと、多くの英雄たちが亡くなった年という印象があります。
サッカー界では、ヨハン・クライフが亡くなり、ボクシング界ではモハメド・アリが亡くなりました。また、日本では大横綱、千代の富士が亡くなった年でもありました。また、キューバのカストロ議長も亡くなりました。
また、芸能界では、大橋巨泉、永六輔といった一時代を気づいた人々もなくなりました。この他では、ジョージ・マイケル、プリンス、が亡くなりと世界的にも著名な人たちが亡くなりました。