12月22日午前、新潟県糸魚川市で発生した火災が収まらず。延焼しないところまで鎮圧するのに21時近くまでかかる大火災となりました。さらに、完全に鎮火したのは発生から30時間後の23日16時台でした。
阪神大震災や、東日本大震災のときに地震などによる原因で大火災が発生した事はありましたが、それ以外では過去20年で最多の焼損棟数となったようです。
各新聞サイトなどによると、ここまで炎症したのは、フェーン現象によって空気が乾燥していた事、強い風が吹いていた事が要因となっていたようです。
- 出火当時、空気乾燥する「フェーン現象」か 糸魚川大火:朝日新聞デジタル
- 糸魚川の火災 江戸時代創業の酒蔵にも延焼 | NHKニュース
- 新潟・糸魚川市の大火災鎮圧 約140棟が延焼 、最初の通報は「ラーメン店から煙」【UPDATE】
- 糸魚川大火、30時間後鎮火 中華料理店が火元 |社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
これだけの大火事でありながらも、幸いにして怪我人は出たものの死亡者は出なかったようです。そうは言っても、多くの建物が燃えてしまい、住む場所を奪われてしまったのは本当に辛いですね。
以前に実家が火事になったときも、ほとんど燃えてしまって実家に置いていたものは失くなってしまいました。なので、写真もほとんど社会人になって以降のものしかありません。火事は、ホントに何も残らないので、年の瀬なのに急にこんな事になってしまって、どうしていいか分からない人も多いんじゃないでしょうか。
火元となった中華料理店のようで、火に鍋をかけたまま店を離れている間に出火したとの事。普通に考えるとありえない事ではあるが、火災のほとんどはそういった、ちょっとした油断からくるものなので、取り立てて特別な事ではないと思う。実家の火事のときも、普通にありえないような酷い理由だったし。
現場は、木造の建築物が密集しているところという事で、一旦火事が起きれば燃え広がりやすい場所でもあったと思う。といった事を考えると、延焼対策は大事だなと。気象状態から、実際想定していたよりも速く燃え広がったというのもあるのでしょうが、これを教訓に同じような事が起きないように対策してもらいたいですね。
もちろん、都内なんかも首都直下型地震で一番怖いとされているのが火災。都内でもかなり住宅が密集している地域もあり、こんかいの大火災のように気象条件が揃えばあっという間に延焼していく可能性があります。こういった事は全国どこでも起きる得る事と思わないと