2か月近く前になりますが、こんなニュースがありました。
胃のレントゲン撮影の検査中に女性が落下して、挟まれて死亡したというものです。
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胃のレントゲン撮影は、いわゆるバリウム検査というやつで、バリウムをのんで台の上で向きを変えながらレントゲン撮影をするものです。
この検査のなかで、手すりにつかまりながら上下逆になるという状態になる事があり、そのときに手すりを離してしまったのでしょう。
今回の事故のその後の報告書が朝日新聞のサイトに掲載されていました。
放射線技師が、モニタをちゃんと見ていなかった事などが原因という事なのですが怖いですね。
一応、検査台の上部には肩当てが付いているのですが、今回はそれをすり抜けてしまったようです。体が半身の状態になっているときに落ちたのでしょうか。
バリウム検査は毎年やっていますが、正直手すりにつかまったまま逆向きになったりする検査は怖いですね。体重の事もあるし、以前に比べて腕力も落ちている事もあり、結構キツいです。
今回の事故でも、58歳の女性という事で握力が弱まっていたのではという気もします。男性ですら大変ですから、力が落ちてきてくる年代だと、もっと大変だと思いますね。
そろそろ、このバリウム検査の台も、楽に検査できるように改良してもらいたいですね。