先日、こういった話題がありました。
夏野剛氏は以前にもSuicaが使えないと炎上騒ぎを起こしていたので、既にネタ化している感はありますが、Suicaが使えないからダサいは少し違う気はします。
ただ、昨年末に仙台へ行った時に地下鉄を使ったのですが、やはり交通系ICカードが使えないのは不便だなとは思いました。
JR東日本管内で、JRでは早くからSuicaが使えていただけに、ちょっと出遅れた感はあります。
その仙台市営地下鉄を運営する仙台市交通局は、ようやくICカード乗車券の"icsca"を始める事になりました。
2014年12月から使えるようになるようですが、他社のICカードと相互利用出来るようになるのはしばらく先になるようです(2016年春)。
ICカード乗車券icscaまもなく!!
(イクスカ)は、仙台市交通局が導入するICカード乗車券です。 ...
もちろん、全国を見渡せば、IC乗車券非対応の地域は多くあります。そもそも、IC乗車券対応するインフラを整備する意味があるのかわからないローカル線にまで導入する必要はないとも思います。
しかし、仙台市という東北随一の都市で、この年までIC乗車券対応しなかったのは不思議ですね。
Wikipediaの「日本のICカード乗車券」によると、さまざまなICカード乗車券がありますが、ざっと開始時期をまとめると、こんな感じになります。
- Suica 2011年11月
- ICOCA 2003年11月
- PiTaCa 2004年8月
- TOICA 2006年3月
- PASMO 2007年3月
- Kitaca 2008年10月
- SAPICA 2009年1月
- SUGOCA 2009年3月
- はやかけん 2009年3月
- manaca 2011年2月
JRや私鉄は比較的早く初めていますが、各地の公共交通機関も2011年までには、ほぼ出揃った感があります。
首都圏では、都営地下鉄がPASMOに対応し、名古屋市交通局のmanacaや、福岡市営地下鉄のはやかけん、札幌市営地下鉄のSAPICAなどがそれに当たります。
仙台市交通局がICカード乗車券の検討を始めたのが2010年4月ですから、検討開始がそもそも遅かったという気がします。