金曜ロードショーで、「借りぐらしのアリエッティ」をやっていたので観てみました。
映画館では観ていないので、これが初見になります。
「借りぐらしのアリエッティ」は、小人のアリエッティと両親の家族が住む家に、心臓に病を抱える少年・翔がやってくるところから始まる物語です。
小人のアリエッティが、少年・翔くんに見つかってしまう事で物語が展開していきます。
物語の山場は、アリエッティの母・ホミリーが、家政婦のハルさんに見つかって捕まってしまうところから、翔くんとアリエッティが協力してホミリーを救出するところです。
結局、人間に見つかった、アリエッティ親子は、翔くんのいた屋敷から引っ越す事になってしまいます。
心臓の出術を明後日に控えた翔くんと、屋敷を離れて引っ越していくアリエッティの別れのシーンはいいですね。
今回、TwitterでTLを眺めながら観ていましたが、アリエッティから見える風景や人間たちがまるで巨人のようという事で、「進撃の巨人」になぞらえて見る人が多かったですね。
実際、ハルさんが、ホリミーを発見する場面は、ほとんど恐怖シーンそのものでしたから。
その日、人類は思い出した・・・ 奴らに支配されていた恐怖を・・・ 鳥籠の中に囚われていた屈辱を・・・ #NTV #借りぐらしのアリエッティ #アリエッティ pic.twitter.com/YYxMsLShMY
— com-do (@ANAVRIN107) 2014, 7月 18
ただ、悪役という感じで描かれている、このハルさんも原作では別の一面もあるそうです。
ハルさんこの映画ではマジ悪役だけど、原作では若い頃、小人のせいで物が無くなっていたのを自分や同僚のせいと疑われて一悶着あったという過去があるらしい。 #アリエッティ
— 常盤いるむ@京都→千葉 (@tokiwailm) 2014, 7月 18
個人的に、アリエッティを観てて思ったのは、ジブリ作品に出てくる女の子って、どれも活発で勇敢でかわいいという事です。アリエッティも、ジブリの主人公たちと同じようなところがありました。
ところで、翔くんがアリエッティと面と向かって初めて会話する場面ですが、こんな感じでした。
なんで主人公
急にこんな鬼畜なるんwwwwwww
顔見てもいい?
↓
君可愛いね
↓
君は滅びゆく種族だよ
↓
人間は67億人だけど
君たちは何人いるの?
↓
言い過ぎたごめん死ぬわ。
#アリエッティ
— おてぃんてぃん丸 (@streetbaka_0512) 2014, 7月 18
確かに、翔くんって、闇を抱えているなって感じはあるんですよね。なんで、こんな事を言い出したんだろうって思います。
アリエッティの家族を守る事にもなった翔くんですが、翔くんに見つかった事が元でアリエッティ親子は屋敷を出て行く羽目になるという、なんだか微妙な感じもします。
翔くんと、アリエッティの別れの場面でのセリフ。思わず、ポエムだなと思ってしまいました。
「アリエッティ、
君は僕の心臓の一部だ。」
ポエムだ。
#NTV #GHIBLI #アリエッティ
— こーいち@船橋 (@koichi99) 2014, 7月 18
素敵なセリフではありますが、ちょっと違って見方をすると、ちょっと怖いですね。この辺、やっぱり翔くんには心の闇が・・・w
TLでもありましたが、結局翔くんの心臓の手術は成功したのか、その後のエピソードが知りたいなという意見が結構ありました。
確かに気になるところではあるのですが、翔くんの手術の成否はともかく、翔くんとアリエッティは、これが今生の別れになるんだろうなという事で、あえて触れなかったのかなとも思いました。
翔くんの手術が成功したか、成功したかってのは気にはなるけど、どちらにしろ翔くんとアリエッティは永遠の別れだから、あえてそこは触れないという事なんだろな。
#GHIBLI #アリエッティ
— こーいち@船橋 (@koichi99) 2014, 7月 18
映画館で観ていたら、違った感想だったかもしれませんが、テレビで見る限りはいい作品でした。
おそらくストーリーや、物語の流れなんかは、映画館でみたら気になっていたと思うんですが、そこはそれほど気になりませんでした。
それより、この場面でのこのセリフって印象的だなというのが後に残るような感じが、ジブリ作品らしくていいなという気がします。
もちろん作画も非常に細かくて、これはこれでいいんですけどね。
今回、テレビでTwitterでTLを追いかけながら観ましたが、こういう見方もなかなかおもしろいなと思いました。