東日本大震災から3年が経過しましたが、各地の復興状況はどうなっているのでしょうか!?
地域によって、復興状況は違ってきているというのもあるようです。
福島県沿岸地域では、元の町に戻れないままというところもあります。
現在の各自治体の復興計画を探してまとめてみました。
青森県
青森県では沿岸で津波の被害にあったところはありますが、復興計画という形で載っていたのは八戸市くらいでした。
岩手県
岩手県沿岸の市町村では全ての自治体で津波の被害がありました。各自治体での復興計画も出てきています。
宮城県
宮城県沿岸でも同様に、各市町が津波の被害を受けています。こちらも、復興計画が出揃ってきました。
福島県
福島県沿岸でも津波の被害を受けていますが、福島第一原発事故の影響もあって津波からの復興というよりも、どうやって原発事故から復帰できるかというのが多いような気がします。また、全町民が避難していたりという地域では復興計画も立てられてないところもありました。
茨城県
- 北茨城市
- 高萩市
- 日立市
- 東海村
- ひたちなか市
- 大洗町
- 鉾田市
- 鹿嶋市
- 神栖市
茨城県でも津波の被害はありましたが、復興計画という形で載っているところはありません。被害にあった方々への支援などが個別に掲載されているケースが多いようです。
千葉県
千葉県では、津波の被害があった旭市のみ復興計画がありました。
その他は茨城県同様に、被災者支援について載っている形のところが多いようです。
復興庁
復興に向けた取り組みは、復興庁のサイトでも調べる事が出来ます。
がれきの処分や、仮設住宅は整備されたものの、海岸の復旧工事や、災害公営住宅の建設はまだ着手率が70%にも満たないようです。
また、高台移転は、岩手県、宮城県で着手されてますが、まだまだ時間がかかりそうです。
復興庁では、2015年度(2016年3月)までを集中復興期間としているようですが、なんとかインフラや住宅が揃えばというところでしょうから、実際の復興はさらに先になりそうな気がします。