無料通話・メッセージアプリのLINEが、新サービス発表会を行い、あらたに3つのサービスを開始する事がわかりました。
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それぞれのサービス自体は、非常に需要がありそうなもので、これはうまいところを突いてきたなというのが簡単な感想です。
細かい点などで、価格設定などの妥当性はまた話題になるでしょうが、3つのサービスをまずは確認しておきましょう。
LINE電話
まず、一つ目のサービスが、LINEアプリから、固定電話や携帯電話宛に電話がかけられる「LINE電話」です。
LINEから一般の電話にかけられる「LINE電話」3月登場! ~先着50万人に100円分(固定電話に33分相当)話せるクレジットを事前配布中~ ※締切ました※ : LINE公式ブログ
今年の春、LINEのアプリから、LINEではない一般のスマホ・ケータイ・固定電話にかけられる「LINE電話」が登場します! ...
これまで、LINEアプリ同士で無料通話が可能でしたが、有料ではありますが固定電話や携帯電話相手でも通話ができるようになります。
固定電話宛には1分3円、携帯電話宛には1分14円で通話が可能となります。プランによってはさらに安く通話をする事が出来るようです。
なお、他の電話アプリとの価格比較がすでにおこなわれていました。
一番お得なのは?!新サービス「LINE電話」vs「楽天電話」vs「SMARTalk」vs「050plus」 - ライフハックブログKo's Style
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LINE Creators Store
2つめは、デザイナーが作成したスタンプを販売できるサービス、「LINE Creators Market」です。
オリジナルスタンプを世界に発信しよう! 誰でもスタンプを販売できる「LINE Creators Market」、今春オープン! : LINE公式ブログ
そして、ついに今年の春、誰でも自作のオリジナルスタンプを販売できるサービス「LINE Creators Market」(クリエイターズマーケット)が誕生します! ...
これまで、スタンプを作成したいと思っていた人たちには朗報ですね。スタンプは1セット100円で販売され、50%がクリエイターに配分されるそうです。残りの半分はLINEに配分されるんでしょうね。
個人的には、デザインなどは出来ないので、利用する事はないでしょうが、期待値の高いサービスだと思います。
LINE ビジネスコネクト
3つめは企業などからLINEのサービスを使えるAPIを提供する、「LINE ビジネスコネクト」です。
もう企業は公式アプリを作らなくてOK? LINE、企業向けにAPIを提供へ──「LINE ビジネスコネクト」スタート | アプリオ
LINEは、公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供することを発表した。サービス名は「LINE ビジネスコネクト」。 ...
LINEが思い描いているサービスなどはあるようですが、まずはテレビ局各局など一部の企業にのみ提供ということになるようです。
LINEというサービスの特性上、一般向けに提供するのは、さすがにリスクが高いという事もあるのでしょうね。個人的には、提供できる機能を制限数する形でもいいので、なんらかのAPIを提供してくれないかなというのはるのですが。難しいですかね。
3つのサービスは、それぞれニースがありそうなものだと思います。LINEの利用者数は3億人をこえて、今年中には5億人に達するかもという事なので、このタイミングでのサービス提供は見事ですね。