(出典: 阪神神戸大震災 1995 by matanao )
今日で、阪神・淡路大震災から19年が経ちました。
非常に申し訳ない事ではあるが、東日本大震災が起きるまでの間、しばらく阪神大震災はあまり頭になかったというか、毎年振り返ったりという事がなかった気がする。
東日本大震災ですらまだ3年経っていないのに、全国ニュースで取り上げられる事は随分と少なくなったきがします。
個人的に、河北新報のニュースをRSSで購読していますが、やはり東北地方のニュースでは震災関連のニュースはいまでも毎日のように取り扱われている気がしています。
津波被害の大きかった3県を含む東北地方は、今でも被災地なんです。現在進行形なんです。
ふと思ったのが、阪神大震災関連の記事です。全国紙では、1.17の前後くらいしか記事になる事は少なくなった気がします。
ただ、調べてみたところ、被災地であった神戸新聞では、12月くらいからどんどん震災関連のニュースが増えていっている感じです。
やはり、神戸ではまだまだ阪神大震災は続いているんです。
東日本大震災で関東以西で一番気にかけてもらったのは神戸の人たちだと思います。もちろん、阪神大震災があったからこそというのはあると思います。
東日本大震災と阪神大震災は、どちらも大きな震災でしたが、東日本大震災は広範囲でしたし、犠牲者のほとんどが津波によるものという事で、阪神大震災での教訓だとかノウハウが必ずしも生かせなかったかもしれません。
ただ、復興に関連する進め方だったり、なんといってもハートの部分での共有というのは大きいものがあったのではと思います。
地震の多い日本ですから、阪神大震災で培ったものは役に立つ日が必ずあるはずです。首都圏で直下型地震が起きたりする可能性も十分ある訳ですから。
だから、阪神・淡路大震災から20年近く経ちますが、まだまだ忘れてはいけないと思いますね。震災後に生まれた子供が高校生を卒業するくらいの時間が経過した訳ですから、この記憶を受け継いでいくのがどれだけ大変かというのが今になって判ってきた気がします。
2009年なので5年も前の記事ですが、阪神・淡路大震災のときの様子がわかる動画が多数掲載されていました。
あの「阪神・淡路大震災」で本当は一体何が起きていたのか、その真実がよくわかるムービー集 - GIGAZINE
1995年1月17日午前5時46分52秒に発生した大地震、それが「阪神・淡路大震災」です。 ...
実のところ、神戸はいまだに訪れていないのですよ。神戸には震災遺構がまだまだ残っているという事なので、いつかは行ってみたいと思います。