10/15~10/16にかけて各地で大雨をもたらした台風26号 ウィパー(Wipha)は各地で被害をもたらしました。
今回の台風26号のコースを見ると、もののみごとに関東の太平洋沿いを沿って進む格好になりました。
特に台風の北側では猛烈な雨となったため、各地で土砂災害が相次ぎました。
中でも伊豆大島での土砂災害では多数の犠牲者を出すなど被害が大きかったようです。
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今回の台風でなぜここまで記録的な大雨になったかのか!?というのが朝日新聞の記事に載っていました。
▼朝日新聞デジタル:台風26号、記録的な大雨はなぜ? 海面の水温が影響か - 環境・エネルギー
台風の接近で前線に温かい湿った空気が大量に供給された事が要因のようです。
特に伊豆諸島では記録的な大雨となりました。今回土石流のあった伊豆大島は火山灰に覆われた土地という事もあり大量の雨で水分を含み地すべりをおこしたようです。
火山である三原山によって作られた伊豆大島の地層は、過去の噴火で発生した溶岩流や火山灰が積み重なってできている。こうした場所には、噴火時の状況によって水を通しやすい地層や、通しにくい地層ができることがあり、この地層の境目では土砂崩れが起きやすい。崩れた土砂が川などに流れ込み、水と一緒に下っていくと土石流になる。
なお、伊豆大島の他にも首都圏では、京急線や京成線で土砂が崩れて鉄道網に支障をきたしました。
▼【台風26号】京急線で土砂崩れ、地元住民「過去にも発生」/横須賀:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
▼【台風26号】京成成田駅の線路脇斜面で土砂崩れ けが人なし - MSN産経ニュース
成田駅の土砂崩れはTwitterでも写真が投稿されるなど大きな話題となっていました。
新京成がスプラッシュマウンテンなのに対して成田駅が消滅してる事実...ちばぁあああ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎(´Д`;) pic.twitter.com/bbXN63xwS8
— M_dln_☆ (@maho0601) October 16, 2013
なお、成田駅では復旧するまでの間、安全が確認された3~4,5番線を使った臨時ダイヤで運行するそうです。