出題される質問に、はい、いいえで答えていくだけで出身地を鑑定するという「出身地鑑定!!方言チャート」というサイトが、最近話題になっています。
はてなブックマークで1000ブックマークを超えるなど、TwitterやFacebook上でも頻繁に見かけました。
出身地鑑定!! 方言チャート
自分もさっそく鑑定してみました。最初やったときは、岩手県と鑑定されてしまいましたが、2度目ではズバリ青森県と鑑定されて当たりました。
1回目やったときと、2回目やったときでは途中の質問での回答を変えています。どうやら、そこが分岐点となって1度目は誤判定となったようです。
分岐点となった質問を振り返りながら、どこで切り分けられたかをみていきたいと思います。
質問に対して「はい」で答えたところを振り返ってみると、まずこの質問があります。
ゴミを捨てることを、"なげる"と言うのは東北地方や北海道などで見受けられると思います。ここで、ある程度の絞込みはされていたでしょう。
そして、おそらく、ここが大きな分岐点だったと思います。
この質問は少々悩みました。文章で言われればそうかなとは思いますが、「でかす」と単語で言われるとイメージしづらいところがあります。
それと、「完成させる」=「でかす」っていうのが微妙なところがありまして。1回目やったときは"いいえ"で回答したのですよね。
どちらかというと、「完成させる」かどうかはおいといて「終わらせる」という意味合いもあったと思います。
ここまで来ると、かなり限定されそうな気がします。少なくとも津軽弁エリアでは青森県と判定できるでしょう。
青森県に限らないとは思いますが、同一県内でも方言が違うというエリアが結構あると思うので精度をあげるのは結構大変かもしれません。
青森県だと、八戸当たりと岩手北部だとほとんど切り分けが難しい気がします。
このチャート、東京女子大で作られたそうですが、方言チャートはこれからも進化するんでしょうかね!?。精度があがったら、中々おもしろい気がします。作成過程の話とかも聞いてみたい気もしますね。