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朝日新聞の記事で、八甲田山が膨らんで見えるなどの地殻変動が観測されたそうです。
朝日新聞デジタル:八甲田山の監視強化へ 「山が膨らんでるように見える」 - 社会
気象庁は18日、八甲田山(青森県)に観測機器を新たに設置し、火山活動の監視を強化したと明らかにした。今年2月以降、山頂から西側に約6キロの観測点で約1センチの地殻変動が観測されたためという ...
同様の内容だが、気象庁でも八甲田山の火山活動の報告がされていました。
八甲田山は、過去に大きな噴火はあったようだが、ここ2千年ほどは大きな噴火の記録はない。火山ガスが奮起していて、活動中の火山ではあるようだが、噴火した場合の影響などはよくわかっていない。
八甲田山 - Wikipedia
歴史時代の記録では溶岩を流出するような大きな噴火は無いが、山群の所々から火山ガスが噴気している。
ちなみに、青森県内にある岩木山の方はハザードマップまで用意されているようだ。
以前にもとりあげた事があるのですが、東北地方太平洋沖地震と同規模の自信であったとされる869年の貞観地震の数十年後に十和田湖が爆発を起こしています。
▼富士山は噴火するのか!?
▼東日本大震災は「十和田湖・白頭山噴火」の前兆か?
▼日本海をはさんで10世紀に相次いで起こった二つの大噴火の年月日 --十和田湖と白頭山--
これまでのところ、十和田湖での火山活動は報告されていないようですが、場所的にも近い八甲田山で火山活動に変化があったのは気になるところです。
十和田湖は過去の爆発から1000年以上経っていますが、八甲田山はいつから噴火していないのかわかっていないし、文字による記録もないことからどの噴火した場合の影響がわからない。
東日本大震災以降、富士山の噴火や南海トラフでの大地震が取り沙汰されているが、もしかしたらそれ以上に警戒しなければならない火山活動かもしれません。