「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」をようやっと観てきました。TOHOシネマズ市川コルトンプラザで18時からの回のです。
感想という都合上ネタバレありで書いてしまいますが、あしからず。
短編「巨神兵東京に現わる」
今回の作品には同時上映として「巨神兵東京に現わる」という短編作品が、本編の前に上映される。
ミニチュア特撮として作られた作品であるが、これだけ見るとなんとも絶望感しか残らない作品である。まぁ、それも狙いの一つであろうが。
ちなみに、唯一の声の出演は林原めぐみ。というか、語り口調はほぼ綾波レイである。
時は移りて
正直言うと、前作のエヴァ破から時間が経ちすぎてどういう流れだったか忘れてしまっていたのだが、ちょうど金曜ロードショーでやってくれたので少し思い出せてはいた。
とはいえ冒頭のシーンは、はてさてこれはどうなった!?というところでして。あー、なんかアスカ無事だったんだなぁとか、眼帯してるけど目どうした!?とかいうのはありつつ、マリはなんだか普通に溶けこんでしまってるし。
事前になんの知識もえずに行ったせいもあるが、シンジばりに何がどうしてこうなった!?という感じでして。結局のところ、前作からなんと14年も時が経過していたというところ。
シンジや、アスカ、マリは14年前と見た目がほとんど変わらずで、アスカが少しこの件にふれてましたが「エヴァの呪縛」とかいうキーワードが出てきましたね。
渚カヲルとフォースインパクト
序から登場はしてんだが、ようやっと出番が回ってきた渚カヲルくん。
今回のQでは、この人がいないと物語が進まないという役回り。ピアノ連弾に誘ってみたかとおもえば、14年前にシンジがしでかした事をいともあっさりと伝えてしまったりと、つかみどころがない。
しかも、今回の物語で自ら命を絶ってしまうというところで、"あれもう終わり!?"って感じです。序から引っ張ってきたキャラなのに今回限りでお役御免ですかと。
フォースインパクトを引き起こしかけたものの、カヲルが死んで覚醒状態が解除されたところで今回はお終い。
完結編へ
新劇場版は次回が完結編らしいが、謎の文字:||が話題となっている。
噂では、楽譜の終止線や反復記号ではないか?!という話もあり、確かにそう見える。一応、予告編っぽい感じにはなっているが、Qのときもそうだったように、実際には違う感じになるかもしれない。
破からQまでの間がかなり時間が掛かった事を考えると、この完結編も数年待たされるのかなという気がしてる。また、そうしたら序・破・Qを復習せねばならないなぁ。