少し前に発表された記事だが、昨年起きた東日本大震災と、静岡県東部の地震で富士山のマグマ溜まりに圧力がかかったそうだ。
この圧力は宝永地震の後に、宝永噴火を起こしたときのものよりも大きなものだという。
今のところ、富士山に噴火の兆候はないという事だが、ありえない事ではないと思う。
信ぴょう性があるかどうかは分からないが、貞観地震が起こった時代、貞観地震の6年前に富士山が爆発しているが、この1年前に越中・越後で大地震がおこっているそうだ。
昨年の東日本大震災が貞観地震の時代と酷似している事から、富士山が爆発するとしたら富山県で大地震が起こるというのだが!?果たして!?
富山県で大地震が起こるかは分からないが、噴火の前に周囲で地震が起こるというケースはあり得るのかもしれない。
富士山の爆発もそうだが、他にも警戒しなければいけない火山があるという。
火山と言われてもピンとこないが、十和田湖だ。
同じく貞観地震の時代に、十和田湖で火山噴火があったそうだ。915年頃という事で、貞観地震から35年ほど経過している。
さらにその30年ほど後に、朝鮮半島の付け根辺りにある白頭山が爆発したらしい。十和田湖、白頭山は貞観地震が引き金にという説だが果たしてどうだろうか!?
▼東日本大震災は「十和田湖・白頭山噴火」の前兆か?
▼日本海をはさんで10世紀に相次いで起こった二つの大噴火の年月日 --十和田湖と白頭山--
去年の東日本大震災以降、過去の大きな地震などが見直されている。歴史を紐解けば、過去にどのような規模の災害があったかわかるというものだ。ここ1年だけでも、想像以上に大きな地震や津波が起こっていた事がわかっている。
富士山にしろ、十和田湖にしろ、過去に爆発してから数百年から千年も経っているわけで、様々な可能性を想定しておくのは悪い事ではない。