東北遠征の2日目は、予定通り復興商店街をめぐる旅。
とりあえず7時過ぎに起床して出発。まずは東北道で一関を目指す。9時過ぎに一関ICを下りて、一旦イオン一関店で簡単に朝食を採ってから再出発。
一関から国道284号で気仙沼を目指す。
途中、道の駅かわさきで小休憩。ここで買える、厳美の手作りアイス ボラーのを食べてみた。一関市厳美町にある手作りアイスのお店がここで買えるのだ。ゴマアイスを食べてみた。
気仙沼市に入って、市街地手前のにいつきPAで小休憩。この日は、天気がよくてホントに暑い。朝から30℃を超えていたので、こまめな水分補給をしないといけない。
このにいつきPAは、山の中にあるので景色がいい。気仙沼と言っても、海の近い市街地とは違うイメージがする場所だ。
にいつきパーキングに着いたのが11時20分頃。当初は、大船渡に午前中のうちに着いて、朝ごはんのつもりでいたので、随分と予定より遅れてしまった。もう少し、朝早く起きるべきだったかもしれない。
気仙沼市街地の手前で国道45号 気仙沼バイパスに乗る。気仙沼は一旦スルーして岩手県方面へ。
気仙沼から三陸道を経由して岩手県の陸前高田市に入った。山沿いの道を走って海が見えてくる。気仙川にかかっている気仙大橋は、津波で流された後に仮橋がかけられたものだ。
気仙沼から陸前高田市へ行くには、ここを通るのが一番早く、仮橋開通の2011年7月までは相当不便だったろう。
気仙大橋を抜けると本来ならば高田松原が見えてくるのだが、大津波で今は跡形もない。有名な奇跡の一本松が残るのみだ。
奇跡の一本松の周辺は瓦礫置き場にもなっていて、以前は近くまで行くのが大変だったようだが、現在は立て看板が出来ていて歩いて近くまでいけるようになっている。
元々パチンコ屋の駐車場になっていた部分がそのまま駐車スペースとして使えるようになってるので、そこに一旦車を止めて、奇跡の一本松を見てみる事にした。
平日の昼間ではあったが、十数名ほどの観光客が訪れていた。車のナンバープレートを見る限りは、岩手県内か近隣の東北地方から来ている人が多いようだった。
奇跡の一本松の後ろに見える建物は、陸前高田ユースホステル。この建物自体も壊滅的な被害を受けているが、震災以前に長期休業状態になっており震災時は利用されてなかったようで人的被害はなかったそうだ。
奇跡の一本松と言われるくらいで、この辺りにあった高田松原はここに何があったかがわからないような光景になっている。この辺は、今でもうず高く瓦礫がつまれていて、未だに瓦礫の分別が行われているようだ。(ただ、Googleストリートビューで見ると昨年の今頃はここいら辺一体に瓦礫の山が出来ていて、随分と少なくなっている事がわかる。)
奇跡の一本松を後にして、大船渡へ向けて出発。途中にあった建物を見ると、4,5階建ての建物が残っていたが、5階辺りも壊れていて、そこまでの高さの津波が到達していたというのがわかる。この辺は少し奥まったところにある高台まで割と開けているので、奥の方まで津波被害が続いていた。
陸前高田の海沿いを抜けると再び山間の道になり、ここを抜けると大船渡市に入る。国道45号は少し小高い場所にあり、津波の被害が及んでいない。大船渡市街は湾口から低地の辺りの被害が大きく、港に近い大船渡駅は跡形もなくなっていた。
大船渡の復興商店街と屋台村もその近くにある。大船渡屋台村に着いたのが13時過ぎ。予定より遅くなって、朝ごはんどころか昼ごはんでも遅いくらいの時間になってしまった。
平日の昼過ぎという事で、それほど人が多いという感じではなかったが、ちらほらと人も。屋台村の中の山福さんでお寿司をいただきました。
おいしく頂きました。この後、少し辺りを見て回りました。大船渡駅は更地になってて、重機はいたけど、そこに何があったかはわからない感じでした。大船渡駅から向かって海側にある、マイヤも建物は残っていたが壊滅状態でした。
とりあえず折り返しの大船渡から気仙沼に戻ることにします。
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