お正月にやっていた「さんタク 10」をようやく観ました。
今年のテーマは、"復活 COMEBACK"という事でした。これは、やはり2011年にあった震災などの事からの復活という意味合いを込めてのものです。
基本VTRをスタジオで観る流れだったので、例年のようなロケは少なかったのは少々残念でもあった。でも、この人選が中々いい。状況こそ人それぞれだったが、復活を遂げた後の表情が素晴らしい。
今回、さんまが震災当日の事を言ってました。何気に、震災当日の自分自身の事を言うのは、初めて見た気がします。ラジオなんかでは言ってたりするのかもしれませんが。
震災当日、溢れそうな本棚を必死で抑えてたそうで、本田とかフィギュアだとかが落ちて大変だったとか。そんな時に、電話をくれたのがキムタクだったそうな。
27時間テレビで東北各地へ出向いたさんまやSMAPだが、さんま自身どこまでやれるかと思ってたが、見回りのおまわりさんがポストに手紙が入っていて、「今、日本を明るく出来るのはさんまさんだけですよ」とあって、2週間空回りしたとか。
ビートたけし
「フライデー襲撃事件」と、「バイク事故」というタレント生命が危ぶまれる自体から見事に復活。世界の北野として名を馳せる。
桑田佳祐
2010年「食道がん発覚」。歌手生命が危ぶまれる中、暮の紅白歌合戦で見事に復活。
震災後は、復帰後初のライブを宮城で開催する。
桑田佳祐が、CDのCMをさんまに依頼した件の裏話をしてました。収録の数日前に依頼があったのだとか。しかもノーギャラ。
貴乃花
大横綱として、一時代を築くが、2001年5月14日目、「右半月板損傷」
だが、翌日千秋楽に強行出場。見事に武蔵丸を破り優勝。復活を遂げる。時の総理大臣、小泉純一郎の「感動した!!」という流行語も生まれた。
クルム伊達公子
一時代を気づいたが、26歳の若さで、「突然の引退宣言」
だが、10年後に現役復帰。2010年には、シャラポワを破り見事な復活を遂げる。
ここで、さんま、キムタクと伊達公子の対談。
現役復帰を決めたのは、夫の事ががあったからだとか。「真剣勝負をしている君がみたい」と言われ続けていた。
タイミングとしてもグラフ、ナブラチロワとのエキシビジョンマッチがあって、体を作っていたこともあり、現役復帰できたと。
40歳を超えた選手が、世界のトップ10には初だったとか。コーチからは20代の公子より、今の公子のほうが強いんじゃないかとも言われるという話をしてました。
ミッキー・ローク
当時代スターだったが。突然の「プロボクサー転身」で物議を醸し出したり、整形出術で観る影もなくなっていた。
だが、映画「レスラー」で復活を果たす。ミッキー・ロークの人生とかさなるその映画は見事にはまる。
「俺に"辞めろ"という資格があるのはファンだけだ」という名台詞を残す。
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中村勘三郎
2005年十八代目・中村勘三郎を襲名。だが、2011年2月「突発性両側性感音難聴により舞台降板」
医者からは引退勧告もされるが、全国のファンの後押しもあり、完治はしていないものの舞台に強行する事を決めた。2011年7月舞台に復帰。復活を果たす。
この復活に、キムタクはミッキー・ロークの言葉が重なるという。ファンの後押しで復活を遂げた勘三郎とミッキー・ロークがリンクするという事らしい。
さんまは、勘三郎と同い年。さんまの夢は、17代目の先代勘三郎、そして18代目の勘三郎さんが、さんまの逆をやってくれたので、こんどは子供らにやってもらって、親子三代でさんまのギャグをやってもらうのが夢だと言っていた。
桑田真澄
巨人のエースとして活躍していた桑田真澄だったが、1995年6月「右ひじ側副靱帯断裂」の重症を負う。
選手生命にもかかわるケガを乗り越えて、661日ぶりに復活のマウンドに立つ。怪我の原因ともなった、ダイビングキャッチも見せた。
マイケル・ジョーダン
当時NBAの大スターだったジョーダン。1993年「強盗により父親殺害事件」。これがきっかけで、現役を引退。メジャーリーガーに転身する。
だが、バスケへの情熱から現役復帰を決める。見事に復活を果たす。
柴田恭兵
「あぶない刑事」などで活躍した柴田恭兵。だが、2006年7月「肺がん発覚」。
当時、ドラマ「ハゲタカ」を撮影していたが、番組スタッフは柴田が手術から戻るのを待つ事を決断する。そして、手術を乗り越えて見事に復活を果たした。手術前とほとんど変わらない姿を見せた。
昨年「南極大陸」で柴田と共演したキムタクは、当人からこの話を聞いていたそうだ。
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スティーブン・タイラー
エアロスミスを結成。黄金時代を迎えていたが、1980年代「ドラッグに溺れ リハビリ施設に入所」。
エアロスミスは解散説も流れるほどだったが、娘の「パパ、昨日の夜 すごくハイになっていたね・・・」という一言からリハビリを決意。見事に復活を果たす。
映画「アルマゲドン」の主題歌「I Don't Want To Miss A Thing」が大ヒットする。昨年は、映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の主題歌「LOVE LIVES」も歌った。
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ここで、スティーブン・タイラーと、さんま、キムタクが対談。
キムタクはヤマトで来ていた制服を手渡す。
70年代、マリファナを吸ってやめられなくなった。それから復活してきた。
娘に言われた一言で、自分を見つめ直す事ができたと言っていた。
そして、なぜか太鼓の達人対決に。
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岡村隆史
お笑い芸人としては順風満帆だと思われていたが、2010年7月「突然の休養」
先の見えない療養生活を乗り越えて、2010年11月、見事に現場復帰。昨年の27時間テレビで相方の矢部の力走を見て涙する岡村。「テレビで泣くとさんまさんい怒られます」と言いながら泣いてた。
最後は、対談以外での唯一のロケ。27時間テレビでさんまが訪問していた、釜石で野球対決。
でも、さんまとキムタク以外のメンバーが蛭子さんしか集まらなかったんだけどな・・・。
野球対決は地元のリトルリーグの子供らが勝利。
最後は、「笑顔のまんま」で歌い締めでした。
曲の途中では、スティーブン・タイラーから、復興に向けた日本へのメッセージもありました。
今年は、いつもの企画物はなかったけど、内容的には濃くて、なかなかよかったなという感じでした。
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