フジテレビの月九の「流れ星」最終話 「二人の決断」を観ました
■あらすじ
警察へ向かう健吾(竹野内豊)。
一方、修一(稲垣吾郎)は、マリア(北乃きい)のいる病室へ。
マリアの首にてを伸ばす、修一だが。マリアが目を覚ましてしまう。その場から立ち去ろうとする、修一だが、マリアに気づかれる。
修一は、新聞記者という事になっているようで、マリアの話を聞く事になる。
マリアは、「契約結婚じゃない、お兄ちゃんが騙したんだ」と言う。
そして、「今度は、お兄ちゃんの為に何かをしてあげたいとも」。
病院を出た、修一は梨紗(上戸彩)に電話するが、繋がらない。梨紗は、病院に入院していた。
ほとぼりがさめるまで、神谷(
修一からの留守電には、「消えてなくなれって、前に言ってたよな。今、お兄ちゃんが出来る事はいなくなる事だけだよ」
と入っていた。屋上に修一の衣服だけがのこっていた。
ときは流れ、1年後。
マリアはすっかりよくなって、作品が入賞したと騒いでいた。
和子(原田美枝子)も健吾も喜んでいる。以前の幸せな家庭が戻ってきた気さえする。だた、一つ埋まらないピースを除いて。
梨紗は、入院してリハビリ中の修一を看護しながらも、熱帯魚店で働いていた。
健吾の勤める、宅配便の配送所にもときどき水の生き物が運ばれてくる。この、運ぶのにこまる荷物も健吾が適切に処理してくれるようだ。
マリアは、入選した作品の展覧会にみんなを呼ぼうと健吾に提案する。マリアは、梨紗も呼びたいと思っていたが、健吾はやんわりと否定する。
梨紗の勤める熱帯魚屋さんに神谷が突然現れた。偶然、梨紗が写った写真を見つけてやってきたのだ。梨紗に、マリアの展示会のパンフレットをもってきいた。
後日、健吾や和子たち、水族館の元同僚たち共々、マリアの展示会にきていた。
その帰り、久しぶりに3人で帰路に着くのだが・・・。
梨紗もその展示会に向かっていた。遠くから、家族3人を見つけて見守る梨紗の目はどこか寂しそうで切ない。
梨紗は一人で展示会にきていた。そこに展示されていたマリアの作品のタイトルは、「繋がるいのち」。
遅れてやってきた足あと。梨紗は少し期待していたようだが、神谷だった。
イタリアンをおごると約束していた梨紗に、ピザまんをご馳走する神谷。
神谷は北海道の病院に行くそうだ。環境を変えて、また移植の仕事がしたいと。
梨紗にも環境を変えてやってみないかと提案する神谷だった。
梨紗は、修一の入院する病院にやってきていた。
相変わらず、今度は働くとか適当な事を言う修一。もう、そんな事はいいと、飲み物を買い言った梨紗の残したバッグの中を探す修一。そこには、毎月ちょっとづつお金が預金されていた。
梨紗が戻ってくると、修一はなんと退院していた。そして、通帳もなくなっていたのだった。まだリハビリ中のはずの修一はピンピンと歩いていた。
一方、健吾はヒョンの事から梨紗の名前を見つける。梨紗の働いていた熱帯魚屋さんからの宅配便に、梨紗の名前があったからだ。
岡田家に、梨紗の通帳が投函されていた。修一が入れておいたようだ。
後日、健吾は、梨紗の勤める熱帯魚屋さんに顔を出すが、そこに梨紗はいなかった。
入れ違いで熱帯魚屋さんに顔を出した梨紗。男が訪ねてきたと聞いて、最初は兄・修一の事だと思っていたが、話を聞いてみると「ムダなイケメン」と称する健吾だったとわかる。
健吾を追う、梨紗。
健吾は、クラゲのグラスツリーを飾ってある場所にきて、クラゲの世話をしていた。
偶然!?そこにやってきた梨紗。クラゲに目を奪われていると、その先にいたのは健吾だった。クラゲ越しの再会。
健吾は、梨紗に通帳を返そうとしていたのだったが、梨紗はいらないと言う。
結局、梨紗に通帳を返す健吾。
「いっしょに帰ろう」
と言う健吾に、最初は、
「それも前に聞いた」
と言う梨紗だったが。
健吾が、後ろから梨紗を抱きしめて
「帰ろう」
と再度、耳元でささやく。
搾り出すような事で、
「うん」
と返す梨紗だった。
抱きしめあう2人がそこにはいた。
■感想
最後、ハッピーエンドで終われたのはホントによかった。
でも、あの終わり方は、なんだか物足りないなかったなぁ。
出来れば、岡田家の家族団らんで終わってほしかったなって思う。
今回、15分拡大版だったのを、無理やりカットしたような感じで、いろいろ謎が残ったままになっている。
警察に行った健吾が何を話したのか!?修一はどうなって、助かってたのか!?
もちろん、通帳を岡田家に投函したとの修一の消息も気になるしね。
視聴率的に振るわなかったのかもしれないけど、最後キッチリと締めてほしかったなという感じでした。
せっかく、いい話だったのに、モヤモヤ感が残ったまま終わるのはもったいない。
もし、カットされたんだとしたらDVD版とかではフルバージョンだったりするかもって期待はあるけどね。
このドラマは、上戸彩がものすごくよかった。周りの竹之内豊や北乃きい,松田翔太,稲垣吾郎とみんなよかったんだけれど、一際よかった。結構、ハマり役だと思う。