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Q10 第1話

日テレで、今日から始まったドラマ「Q10」を観ました。

佐藤健とAKB48の前田敦子が主演のこのドラマ、なんとなくおもしろそうかなと思って観てみたんだけれど、想像してたのと違ってなんだかとてもいい話

もっと、なんというか、典型的なラブコメを想像していたので。

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校長先生(小野武彦)が、知らない女の子を拾ってきてきたところから始まる訳ですが。
理科準備室のまどによっかかってる女の子(!?)が気になって、見にいってみたら女の子がいて口が微妙に開いてる。平太(佐藤健)の妙な性癖で歯を押してみたくなる衝動にかられて、押してみたらなんと、急に女の子が動き出した。
しかも、「名前を決めてください」とかカウントダウンされて。
とっさに思いついた名前が、足の裏に書いてあったQ10の文字から、キュートと命名してしまう。
この女の子は、大学教授の柳栗子(薬師丸ひろ子)がロボットと断定。校長、栗子、平太の担任の小川訪(田中裕二)と平太の4人だけの秘密になった。

ちなみに、キュートのフルネームは、久戸花恋に。担任が機転をきかせて!?付けましたw。

今回の第1話でフューチャーされたのは、藤丘誠(江本時生)。
キュートの充電中に、校長室に現れてイスをカッターで切り刻んだりと不穏な気配。

この藤岡誠、授業料を滞納しているため、出席の際に名前を呼んでもらえない。
クラスの子らは、その事は知ってたけどスルーしていたが、Q10はなぜ呼んでもらえないのか、呼んでもらうようにしたいと考えてしまう。
教室を飛び出した藤岡誠とQ10は、なぜか栗子といっしょにパンづくりをしていた。

藤岡誠の家は荒んでいて、学校が唯一自分を保てる場所なんだそうだ。
「大きな声で助けを呼んだら、誰かが助けにきてくれればいいのに」
そんな、平太の何気ない一言を、Q10は実践してしまう。

校庭で、大声で助けを呼ぶ平太、藤岡誠、Q10の3人。
クラスでは、ちょっとした騒ぎになるが、最初はほっとこうぜ的な雰囲気になるも、なんとか出来ないのか!?という事になる。
その時、山本民子(連佛美沙子)が、渋谷でゲリラライブをやるという話があるから、それを新聞社に言えばヘリを飛ばしてくれるのでは!?と言い出す。

教室の机や椅子でSOSをつくるクラスのみんな。
最初は、無理かと思っていた新聞社のヘリがついに音を立てて現れる。
大声で助けを求める生徒たち。

・・・でも、もちろん、誰も助けに来ちゃくれない。
それでも、なぜか、みんなには充実感のある表情をしていた。

平太の入院時代からの友人、久保武彦(池松壮亮)と平太は、ガチャガチャに興味を示すQ10を見て、町の鉄塔の下に埋めた、ガチャポン玉を思い出す。
ホントは、世界が滅べばいいという願いを紙に書いて埋めてたんだけど、雨水が染みこんで、残ったのは「世界」という部分だけの紙切れ。

それをQ10に渡す2人。
世界が生まれた
と。
で、ちゃっかり、携帯の電話番号をいつのまにかQ10に渡してた、久保。
最初は、ぐちゃぐちゃにしてガムの包み紙にしてしまった平太だが、渡した電話番号はメモリーに入ってるけど、紙が欲しいと言うQ10。
元々は平太が言い出した事だけど、その人の筆跡はその人だけのものだから、その紙がいいという事らしい。
この件で、平太と口をきかなくなってしまったQ10だが、実は単にかじってたガムがこびりついて口が開かなくなっただけ。ロボットなんで、唾液が出ないからだそうで。

そんな感じの第1話でした。
ちょっと、グッとくるような、いい話が入ってて、想像とは違ってたけど逆にいい。
設定上の無理とか、Q10がずっとロボット口調なのが気になるけど、この際置いとこう。

平太がQ10に恋をするってのは、第2話以降の展開になるようです。
で、ちょっとイイ話も、1話づつ毎回入ってくるのかな!?

まぁ、ロボット≠人間なのに、ヒューマンものな話ってのがミソなんでしょう。

とりあえず、「Q10」は見続けること決定です。

「Q10」の主題歌は、高橋優の「ほんとのきもち」という曲のようです。

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