一週間遅れになりましたが、新参者の最終回を観ました。
W杯の影響もありましてw、途中からブログエントリー書くのサボってしまっていましたが、最終話は一応書きます。
全話からの続きになってます。
清瀬(三浦友和)が重要参考人として、日本橋書に同行を求められるところからです。
さらに、克哉(速水もこみち)も日本橋署に呼ばれることに。
加賀(阿部寛)は、克哉の嘘を既に見抜いていました。そして、犯人でないことも。
克哉は、ダイヤマンのイベントの日に車に落書きをされたのを清瀬に落としてもらっていたようでした。さらに、清瀬から金を借りてダイヤマンのフィギュアを買ってたのでした。
投資に失敗してお金に困っていた克哉だったが、息子にいいところを見せるために嘘を付いていたのでした。
一方の清瀬も、アリバイが証明されていました。
リストラされた長井が倉庫に忍び込んで清瀬を目撃してました。
加賀は、克哉の父親の岸田(笹野高史)が持ってきたという、回らない独楽に目をつけてました。
そして、その理由を突き止めてました。買ってきた独楽と、紐は別々の店のものだったから回らなかったのでした。
岸田を問い詰めた加賀は、ついに峯子(原田美枝子)殺害の犯人であることを認める。
が、しかし、まだ物語は終わらない。岸田はまだ嘘を付いていたからでした。
峯子名義になっていた別会社の口座を岸田が使い込んでいたのをバレるのを恐れたのが峯子殺害の直接の理由。だが、金の使い道に関しては、ギャンブルで使ったという。
加賀は、この嘘について見抜いていたが、真実を語らせるために、上杉(泉谷しげる)の手を借りる。上杉の息子は事故で無くなる前に、暴走族を抜けようとしていたのだが、上杉が違反をもみ消した事をバラさせるのを恐れて続けていたと知ったのでした。
上杉は、岸田を問い詰める。自らと同じように、息子の為なら嘘をついていたことを語らせます。岸田は、息子の克哉の借金の為にお金を使い込んでました。そして、克哉自身も横領をしていたのでした。
峯子殺害の罪を償う父といっしょに、息子にも罪を償って欲しいという岸田。克哉も横領の事実を認めます。
晴れて、事件は解決して、清瀬は峯子の部屋の掃除を引き受けます。
そこで見つけたのが、演劇論の翻訳原稿でした。そこには、家族への想いが書かれていました。清瀬の息子の弘毅(向井理)も、父と言葉を交わしあいお互いをようやく認める事が出来るようになりました。
そして、相変わらず鯛焼き屋では今日も買えない加賀でした。
亜美(黒木メイサ)は、タウン雑誌の記者に戻って、いつも鯛焼きを買えない加賀を追うことに。
「加賀さん、あなたは一体何者ですか?」
と問う亜美に、加賀は答える。
「私はこの街ではただの新参者です」
と。
引っ張るだけ引っ張りましたが、結構怪しそうな人が普通に犯人だった感じがしますね。
息子の登場がなければ、動機などはなかなか繋がってはこなかったのかもしれないけれど。
一話毎に登場するゲストがよかったですね。そして、そのエピソードも。
人は嘘を付く。その理由には3種類ある。「自分を守る嘘、他人を欺く嘘、他人をかばう嘘」
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