TBSの「新参者」第2話を観ました。
今回は、遺留品として残されていた、人形焼から始まるお話。
人形焼のプラ容器に残されていた指紋の一つは、被害者のもので、もうひとつは店員のものだという事がわかっている。残りの一つはというところで、人形焼を買っていた、料亭のまつ矢の見倣い・佐々木修平(石黒英雄)が浮かび上がる。
そのまつ矢を尋ねた、加賀(阿部寛)が、出された料理のわさびが少ないと言い始めるも、女将の枝川頼子(夏川結衣)はわさびは隠し味で主役を引き立てるものと言う。
このわさびが今回の話の肝になる。
この後、修平を待っていた、加賀たちは缶コーヒーを手土産に、事長聴取をする。まぁ、このとき、指紋も採取してたわけだけど。
で、この修平、実は店の主人の枝川泰治(寺島進)に人形焼を買っていっていたのでした。で、枝川が事件に絡んでるのではと微妙に嘘をいってしまってたのでした。
この後、加賀は料亭で修平の指紋ではなかったことを話んだが、このときに女将からわさびの話を聞かされる。「真妻のワサビ」は、店の主人が仕入れてくるのだそうだ。
主人は、銀座のクラブで遊びあるくような輩で、例のマンションにも出入していた。
人形焼の中に一つだけ入っていたワサビが「真妻のワサビ」という話とか、主人の話とかを女生に話にいく加賀であった。
実は、人形焼のプラ容器に残されていた、最期の指紋は女将のものだった。
そして、わさび入りの人形焼を仕込んだのも女将。
主人の泰治の愛人であるホステスのアサミ(宮地真緒)がかのマンションに住んでいて、頼子がひとつだけわさび入りにすり替えていたのでした。泰治は、自分の子どもでもない赤ちゃんの父親代わりのように振舞っていたけれど、実の父親ともまだアサミは会っていた事を頼子は探偵に調べさせて知っていたのでした。そのアサミは、実は甘いものはあまり好きじゃないので、人形焼を隣人の被害者・峯子にあげていただけでした。
子供がいなかった泰治にとって父親代わりをしている姿を見逃していたのはそのため。ただ、昔言われた「お前は真妻のワサビのように最高の女だ」という言葉を泰治に思い出して欲しいという思いでわさび入りの人形焼を仕込んでいたのでした。
被害者の息子・弘毅(向井理)にも母親が殺された事を知らされていた。その恋人がなんと、青山亜美(黒木メイサ)。加賀の周辺をうろついている、亜美が被害者とどういう関係にあったのか興味深いところ。
どうやら、1話完結で、被害者周辺にまつわる話が展開されるようで、来週はまた別の話が展開されるみたいです。