今年も、TBSのDynamite!を中心に観ていた。

気になった試合だけ、振り返り。

ミノワマンvsソクジュ。
ミノワマンが、体格差で苦しんではいたんだけれど、足技狙いは結果的に効いていたな。ダメージというか、ソクジュは脚の方に少し気が取られていたよね。
3R、両者イエロー2枚貰うこう着状態から、ミノワマンが左フック1発で試合を決める結果になった。あれは、見事。

所 英男vsキム・ジョンマン。
所が久々に持ち味発揮した感じの試合でしたね。寝技でのねちっこさは、健在。キム・ジョンマンが異常に打たれ強かったんでKO決着にはならなかったけれど完勝でした。

山本“ＫＩＤ”徳郁vs金原 正徳。
KIDは、やはり持ち味を出せなかったなという感じでした。やはり、2連敗してるってのもあるのかな!?思い切りのよさがなかった。それに、やはりグラウンドでは金原の方が1枚上手。ちょっと歯が立たなかった。それでも、判定まで持ち込んだんだから、少しは復調してるのかなというところ。

K-1甲子園。
HIROYAを破った野杁が強かった。線の細さを補うスピードとディフェンスの上手さがある。HIROYAとの3R目が少し危うかっただけで、圧倒的な強さを見せ付けた感じ。将来が楽しみな選手だ。

吉田 秀彦vs石井 慧。
注目された一戦なんだけれど、経験の差が大きく出てしまったなぁという試合でした。
特に1R目の石井がね。動きが固い。そこを吉田がラッシュ。ダウンまで奪って、試合の主導権を握った感じ。
2Rになって石井が反撃するんだけど、吉田もスタミナ的な事もあって動きがにぶってきたんだけど、そこは老獪にのらりくらりといなす感じ。決定的だったのは、2R終了間際の金的。これで、石井のマイナスポイントがついて、3Rは吉田がうまくいなしていた感じ。結果、吉田が判定勝ちとなった。

魔裟斗vsアンディ・サワー。
1マッチって事もあるけれど、この試合に合わせてきた、魔裟斗の集中力がすさまじかったな。1Rでやや優位になった魔裟斗だったが、2R,3Rは五分五分。4Rになって、魔裟斗がダウンを奪ってポイントリード。5Rも終始攻撃の意思を貫いて、締めくくった。
魔裟斗は大舞台に強いな。まだまだ全然やれるっしょ。まぁ、最強のうちに引退するってのが彼の美学なんでしょうけど。