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サマーウォーズ 感想

サマーウォーズ

サマーウォーズを観に、TOHOシネマズ 船橋ららぽーとに行ってきました。

当初は、シネマックス千葉で鑑賞する予定意で、現地までいったんだが、どうやら15日以降の上映スケジュールを参照していたらしく、まったく上映時間が違っていた。しかも、次回が21時過ぎという事で、別な場所で観る事としたのでした。
千葉から蘇我回りで、南船橋まで行って、ららぽーとに着いたのが18時前くらいでした。
ちょうど、18:25からの回があったので、さっそくチケットを購入。
微妙に時間があるなと思ったけど、あっという間に時間がきてしまったんで、さっさと館内に移動して、やっとこさ観れました。

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で、観てみての感想ですが。
細井守監督の前作、「時をかける少女」も笑って泣ける作品でしたが、この「サマーウォーズ」も笑って泣ける作品でした。
ただ、大雑把に言うとそういう事になるけれど、笑えるツボ、泣けるツボはもちろん違ってきてるんですが。

"時かけ"では、最終的に誰も死んでないんですが、この作品では死人が出るんですね。寿命だよの一言で片付ける事も出来るけど、そうさせないのがこの作品の流れ。
栄ばあちゃんの死から続く流れは、泣きたくなります。映画館なんで、泣きませんでしたが。

最初のきっかけが、夏希が健二を偽フィアンセと陣内家に連れて行くところが、はじまるんだけど、なんかまたベタな設定をって感じですが、そんな些細な事は忘れるおもしろさがありますね。

個人的に言うと、自分は田舎ものなんで本来なら親戚付き合いとかあって、夏希側の立場からの目線でもおかしくないんでだけど。うちはあんま親戚付き合いしたい家だったもんで、どちらかというと健二に近い目線なんですね。そして、家を出て暮らしている今の自分は、侘助に近い立場でもあるんですね。そういう意味で、いろいろな思い入れが感じられる作品でした。

あと、OZという仮想世界と、現実世界の風景のバランスもよくって、好感が持てました。
OZのアバターとかなんかいいですね。割とアバターというと、人型というのが多いと思うんですが、OZのアバターは多種多様で楽しめそうです。人型だと、見た目的な事は現せても、内面的な事は現しづらいところがあって、OZのアバターだと、動物だったり、乗り物だったりとかが、組み合わされて、その人の趣向とか感情面が表しやすいなと感じました。

"時かけ"もそうだったけど、この作品も夏場の作品って事で、青空のシーンが多くて好きです。夏の青い空ってやっぱいいなぁと思わせてくれます。

自分は、映画館だと大笑いしたり泣いたり出来ない性質なんで、DVDが出たら家で観て思う存分、笑ったり泣いたりしたいですね。

勝負を決するのが、花札ってところが、なかなかおもしろいですね。しかも、一旦危うくなるってところも。まぁ、最期に世界中の人がアカウントを差し出すってところが腑に落ちないところもないわけじゃないですが、そこは突っ込まないでおくべきでしょう。

このOZ世界ってのは確かにすごいなぁと思うわけですが、あまりにも現実のライフラインと密接すぎるなというところはありますね。個人のもっている現実世界の権限がOZ上のアカウント権限とほぼ同一ってのも怖いところです。いくら強固なセキュリティとはいえ絶対はないですからね。

最終的に、"ラブマシーン"が、陣内家自体を狙おうとするってところって一体なんなんでしょうね。陣内家が自らを脅かす存在として認識したって事なんでしょうか!?それにしても、陣内家の人たちが陣内家に集まってるって、どうやって認識したんでしょうかね。携帯からアクセスしてる人はGPSで場所が知れたりするんでしょうけど、全員でもないし。まぁ、実害を与えたのが夏希って事で、夏希を狙ったと考えてもいいんでしょうけど。
あと、最終的に、あらわしは、やや軌道をそれて落下するわけですが、陣内家が吹っ飛ぶくらいの衝撃なのに、みんなケガ一つしてないってのも不思議だし、よその家に落ちたり、被害が出なかったのかも不思議なところです。まぁ、最終的にハッピーエンドで終えるには何事もなく終わらせないといけない訳なんですが。

パンフの中で、監督自身が最近結婚して、こういった親戚付き合いというのを経験するようになって、結婚も悪くないなと感じたそうですが、陣内家みたいなところだったら、結構楽しいのかなとは思いますね。まぁ、現実はそんなに都合よくいかないですけどね。

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