性犯罪者の出所情報把握へ 警察庁方針 警察庁の漆間巌長官は6日の記者会見で、奈良市の女児誘拐殺人事件に関連して性犯罪者の再犯防止策について「前歴者が服役後どこにいるか、警察署単位で把握できるシステムが必要だ」と述べ、法務省に情報提供などの協力を求める方針を明らかにした。
なんとなく納得できる部分もあるのだが、ホントのところどうだろうと思った。
確かに、犯罪者の居場所がわかっていれば、ある程度の抑止効果はあるような気はするのだけれど。だけど、それって四六時中監視されてる感じですよね。逆に、よくありがちなパターンでドラマとかであるように「どうせ前科モノだからって疑われてんだろっ」みたいに自暴自棄になる気もしないではないですが。
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別な記事で、こういうのもありました。
米国内ではその後、同様の動きが広がり、多くの州で前歴者の情報が公表されるようになった。カリフォルニア州では「前歴者」の検索も可能で、性犯罪の再犯者を釈放する場合には、裁判官が性衝動を抑制するホルモン剤の定期投与か去勢手術かを選ばせる法律も発効している。
なんか、こういうのの方が効果的って気もしますね。ただ、再犯者に対する処置なので、再犯で重大な事件を引き起こしてしまうケースには効果がないって事にもなります。
性犯罪の場合に、再犯率が高いってのも単純に教育とかだけでは解決されない問題もあるのでしょうから、なんらかの再犯を防ぐシステムは必要でしょうね。