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大河ドラマ 鎌倉殿の13人 第23回 「狩りと獲物」 ネタバレあり感想



鎌倉殿の13人

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。感想です。

第23回 狩りと獲物

あらすじ

義時(小栗旬)は、父・時政(坂東彌十郎)が曽我兄弟の仇討ちに加担している事を問い詰める。何もしらなかった時政に、仇討ちに見せかけた謀反である事を教える。

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頼朝(大泉洋)は、万寿(金子大地)を連れ立ち、大規模な巻狩りを執り行う。この巻狩りに、坂東各地から御家人が集結した。しかし、この初日、万寿は兎一匹仕留められずにいた。一方、金剛(坂口健太郎)は、見事鹿を仕留めてみせた。

その最中、謀反を警戒していた、義時、時政は、畠山重忠(中川大志)に警戒するように任せるのだった。

その夜、成果のなかった万寿のため、翌日の布陣に苦心する義時。
そこへやってきた比奈(堀田真由)が、鹿狩りについて指南する。狩り場の探索に外へ出ていたところ、猪に出くわしてしまうが、逃げおおす。

翌日も、万寿は鹿を仕留められずにいた。金剛は、あっさりと鴨を仕留める。万寿は、その場から逃げてしまう。

義時たちは、なんとしても鹿を仕留めてもらうために、動かぬ鹿を用意する算段とした。その、翌日。この動かぬ鹿を使って、万寿に射止めさせたように演じさせるのだった。
その事に、薄々感づいていた万寿。金剛には、将来弓の名手になってみせると誓うのだった。

その夜、矢口祝いがおこなわれた。万寿と2人でいた義時のもとに、工藤祐経がやってきた。祐経は、頼朝のために比奈の居所を聞き出しにきたのだった。
頼朝は、その夜、比奈の元へ行こうとするが、執拗に止められる。その夜、寝静まった頃、比奈の元へ向かう。そこには、なんと比奈とともに義時がいた。

帰っていった、頼朝を追う義時だったが、そこへ謀反の一群が迫っていたのを見つける。鎌倉殿の寝所へ向かおうとする、曽我兄弟だったが、仁田忠常(高岸宏行)に疑われ斬り合いとなる。そして、護衛していた重忠の軍勢と戦いとなる。そんなか、頼朝が討たれたとの報が伝わる。
義時は、万寿の元へ向かった。万寿は、何処の手のものかを訪ねつつ、鎌倉へ軍を向かわせていた。討たれたと思われた、頼朝だったが、別のものだった。頼朝は生きて歩いてきた。

鎌倉殿が討ち取られたとの報に揺れる鎌倉。それぞれが思惑を巡らせる。比企能員(佐藤二朗)は、範頼(迫田孝也)をそそのかし、鎌倉殿に仕立て上げる。

翌朝、富士野では既に曽我五郎(田中俊介)が捕まっていた。義時はこのまま曽我五郎を殺しては、父にも責任が及ぶとする。義時は、曽我兄弟は仇討ちのため工藤祐経を討ったのだと頼朝に伝える。
この結果、曽我五郎の仇討ちは坂東武者として讃えられるが、巻狩りの場を荒らしたとして斬首と宣告されるのだった。

頼朝は、曽我五郎の烏帽子親が時政であるとして、北条が関与していない事を義時に問う。義時は、関わっていないとし、頼朝は天に守られていると話す。それでも、頼朝は、昨日はなにも聞こえなかったとし、たまたま生き残ったのだと話すのだった。

鎌倉へ戻った頼朝に、政子も安堵した。だが、この間に、範頼が鎌倉殿になろうとしていた事が頼朝に知らされる。

感想

曽我兄弟の仇討ち回ですが、成長した万寿と金剛の登場回でもありました。しかし、前回の子役から成長し過ぎでしょうという感じではありますが。

万寿・のちの源頼家は、狩りはうまくなかったという事なのだなぁ。一方、金剛・北条泰時は、狩りの腕も確かだった。頼家は、のちに武芸の達人と言われたらしいので、実際に励んだのでしょうね。

そして、曽我兄弟の仇討ちと見せかけた謀反。ここでの、頼朝討ち取ったとい誤報が、鎌倉にも及ぶわけですね。信頼していた弟、範頼にも火が飛びます。

義時の後の妻となる比奈。意外と早くくっつきそう。史実では義時の方がぞっこんという話もありますが。このときの義時。すでに自信の汚さについて認めていたのだなぁ。

次回は、範頼と頼朝。謀反の疑いがかけられた範頼の話に

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