大河ドラマ 麒麟がくる 第三回 「美濃の国」 ネタバレあり感想
大河ドラマ「麒麟がくる」、第三話まで追いつきました。感想です。
第三回 美濃の国
あらすじ
十兵衛(長谷川博己)は明智荘に戻り野良仕事をしていた。そこへ、十兵衛に助けられた農民・菊丸(岡村隆史)が礼の品をもって現れる。薬草が足りず困っていた、駒(門脇麦)は薬草のありかを聞いて喜ぶのだった。
帰蝶(川口春奈)が伯父の見舞いにと明智荘へとやってくる。帰蝶は、夫・土岐頼純が亡くなった事について、十兵衛に尋ねる。頼純が織田を扇動して美濃を攻めさせたとして、利政(本木雅弘)に殺されたのではと十兵衛は語る。そして、その間に立った帰蝶の心持ちも案ずるのだった。
利政は高政(伊藤英明)を引き連れて、土岐頼芸(尾美としのり)の元へやってくる。頼純亡きあとの次の守護についてもらうためだった。頼純は、利政に殺されたと言う頼芸に、利政は戦で焼けた田畑を復興させるには土岐の力が必要だとするのだった。
その頼芸は、利政が去ったあと高政を呼びつけて、頼りにしているのは高政であると言うのだった。さらに、尾張の織田信秀に出兵を促すのだった。
十兵衛は、高政に呼びつけれる。鉄砲の扱い方がわからぬので、十兵衛に預けるのだった。鉄砲は、堺で値打ちのあるものだとし、利政や高政の見る目がないと十兵衛は怒る。それに高政も、鉄砲の試し打ちくらいは見たいと裏山に向かうのだった。
高政は、父・利政は戦には強いが政には疎いとし、これから先10年持つかどうかわからぬと言う。土岐頼芸も自分を頼りにしているとし、この先に父に代わって自分が美濃をひきいるのだと。そのときに、十兵衛に力になってほしいと頼むのだった。
頼芸より利政を倒すように伝聞があった織田信秀(高橋克典)だった。その頃、駿河の今川義元が三河まで攻め入ってきているとの報せが入る。信秀は戦へと向かうのだった。
感想
高政をそそのかしている頼芸の後ろにいる、本木道三怖すぎですね。あれ、本人たち気づいてないっていう体だと思うんですが、カメラだとすごい後ろで見ている感じなので、ちょっとした違和感もありました。
光秀自身は、この後しばらくしてから、織田信長に仕えるわけですが、美濃時代の立ち回りをみていると、必ずしも斎藤家を重んじていないのだなというふうにも見えました。戦には強いし権力闘争でも一歩先をいく道三でさえも、先は長くないと踏んでました。実際に、そのとおりではありましたが。堺で見聞きしたものや、京での惨状をみてきた光秀からすると、道三はいささか物足りないのでしょうね。
後の斎藤義龍・高政は後に、父・道三と戦で死に追いやっています。不言実行という事になります。まあ、父から実権を奪うということに関して、どこまで考えていたかはわかりませんが。この高政をしても、光秀はまだ物足りないという感じだったので、斎藤家から離れていくのは必然だったのかもしれません。
次回は、今川義元登場。なぜか、光秀が尾張潜入の役割を担うという事になるようです。どういう流れかまったく想像がつかないですね。なにせ、架空の人物が混じってきているね。
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