Twitterで話題の世界史がわかる地図が楽しすぎる
Twitterで話題となっていた、世界史がわかる地図サイトがありました。
このサイトでは1年刻みに当時の国名と各国指導者がわかるというものです。当初は、サイトでそのまま表示出来ていたようですが、負荷がかかったのか、ダウンロード版のみの提供となっています。flash版だけでしたが、HTML版も最近出してきたようです。
ワールド・ヒストリカル・アトラス - HoneyComb
ワールド・ヒストリカル・アトラスは、古代から現在までの国の移り変わりを表現した歴史地図です。 ...
この世界地図の下にあるバーで時代を動かせます。再生アイコンで自動的に年代を遷移するモードにもなります。
時代は紀元前4000年前からスタートします。ただし、この時期は四大文明が分かる程度です。
時代を一気に進んで、西暦600年。日本では、聖徳太子が生きていた時代。今だと厩戸王というのでしょうか。中国では唐の年代です。
同じ時代のヨーロッパ。フランク王国があった時代で、東ローマ帝国があった頃でもあります。こうやって、同年代を比べてみるとなかなかおもしろいものがあります。
時代は進んで、1581年の東アジア。日本では織田信長が本能寺の変で亡くなる前年となります。織田信長が日本の中央を押さえて、まさに天下統一をはかろうという時代でした。この時期の朝鮮半島は、李氏朝鮮の時代であり、中国は明明でした。
当時のヨーロッパはというと、現代に繋がる主要な国々が出てきています。フランス、スペイン、ポルトガル、ロシア、イタリアなどがありますね。この時代に存在したオスマン帝国は1900年代初頭まで存在していたようです。
さらに時代は進んで、1867年。この翌年が明治元年に当たります。幕末の時代という事になります。当時の中国は清となっています。清の建国は1616年という事は大坂の陣の翌年という事になるので、そうとう長く続いていた事になります。
近代になると、それほど大きな動きはなくなってきますが、その中でも大きく変貌したのは1980年代終盤からでしょうか。1988年のヨーロッパです。まだ、この時期はドイツが東西に分割されており、ソビエト連邦が存在する時代です。
それから10年後の1998年。ヨーロッパの国々。特に旧東側諸国は随分と様変わりしました。ソ連が解体し、ロシア連邦となり、旧連邦諸国もそれぞれ独立しています。東西ドイツは統一され、ユーゴスラビアは各国に独立。チェコスロバキアもそれぞれの国に分かれました。わずか10年でここまで世界地図が代わるというのは、いかに激動の時代だったかがわかります。
この世界地図だけでは、国々の分布しかわかりませんが、Wikipediaなどと組み合わせて調べだすと、何時間も時が経ってしまうくらい楽しいです。
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