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テレビ版「新世紀エヴァンゲリオン」HDリマスター版を観て感じる1995年の2015年



エヴァンゲリオン NHK

NHK BSプレミアムにて、9月16日より「新世紀エヴァンゲリオン」の再放送が放送されているのですが、HDDレコーダーに録画していたのを、ようやく最近になって観始めました。

再放送とはいえ、HDリマスター版という事で画質はよくなっているようです。うちのテレビだと、あまり分かりませんが。

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テレビ版のエヴァは、かなり前に録画したものを観た事があるのですが、1度通して観たきりだったので、細かいところは覚えていません。

エヴァは、新劇場版:序を映画館で観たときには、随分とエピソードが省略されているなという風に感じたものだが、逆にテレビ版を観ると少々冗長に感じてしまうから不思議なものです。

本放送時1995年に、2015年を描いた作品だった訳ですが、今観ると時代を感じてしまう部分が多いですね。当時既に携帯電話はあったのですが、スマートフォンはありません。現在では、かなり少なくなった公衆電話が存在。しかもテレカ使用というのが面白い。

NERVへの通過ゲートも何気に磁気カードっぽい感じです。今だったらきっとICカードや、ICタグのようなものになっているでしょう。シンジ達のいる中学校ではノートパソコンを使用していましたが、今ならきっとタブレットなのかなと思ったり。微妙に惜しいなと思ったりしまいた。

シンジがDATを使用しているのも不思議な感じでしたが、そういえば新劇場版でも使っていた気がします。1995年当時でもMDはあったと思うので、時代感とは別なアイテムなのかもしれません。

1995年に想像した20年後の近未来という事になるんでしょうが、当時は予想できなかったものが多く普及しているというのもまた面白いものです。

現在、第拾弐話まで観終わり。テレビ版は、全26話という事で、これからが佳境という事になります。という事で、これからがしんどい展開になるんだったなと。

ところで、NHKなのでCMはないんですが、30分番組という構成です。CMがない分、「エヴァ噺」というミニ番組が付いてくるんですね。著名人たちがエヴァについて語るというものになっています。

エヴァに影響を受けた人は数知れずという事ですが、割と面白いなと思ったのは松本隆さんが観ていたという事ですね。年齢からすれば、かなり新しい部類の作品なのにアニメ放送当時に既に観ていたんだとか、庵野秀明監督の事も認知してたのが驚きでした。

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