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常総市水害対策の残業時間342時間って実現可能なのか!?



北関東東北豪雨2015

先日、話題になっていた常総市で、水害対応時に残業代が100万円以上にもなったというのがありました。

Togetterのまとめでもあるように、ボランティアの人が無償で働いてるのに、市職員が残業代払うのはいけないという話ではないようです。

ところで、この中にもあるように、最高残業時間が342時間になったそうですが、これは可能なのでしょうか?!

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今回対象になったのは、9月10日から9月30日にかけての残業時間になります。途中シルバーウイークがあったので、平日12日、休日9日の計21日間という事になるかと思います。

ざっくりと計算してみたところ、平日12日×14.5h+休日9日×19hで345hの残業時間となります。

しかし、この計算だと平日は休憩時間を除くと1hくらいしか残らないので、さすがに無理がありそうです。

残業時間として計算されるのがどこまでにもよりますが、平日7.75h+昼休み0.75h以外を全部当てるとすると最大15.5hとなります。休日は、最大24hとします。合計15.5hx12日+24h×9日=402hが、最大残業時間でしょう。

実際の残業時間が342hとすると残りは60hとなります。21日間で仕事していない時間が1日平均すると3時間を切るという事になってしまいますね。災害時とはいえ、さすがにこれは過酷過ぎるという気がします。

一口に災害対策と言ってもいろいろあると思いますが、平時の場合の職員数では人出が足りなくなるのは明白なんですね。特に、東日本大震災のときには首長や職員が津波の被害にあったりしていたので、それ以下の動員となっていたはずです。
災害時に、臨時に職員として働いてもらう人を増やすなどの対策をしないと難しいのかなという気がしますね。

なお、ボランティアの方も沢山来られると思いますが、基本的に不眠不休で働いたりといういった事はないそうです。

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