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ドラマ 「信長協奏曲」 第9話 感想 信長の秘密



ドラマ 信長協奏曲

フジテレビの月9ドラマ「信長協奏曲」の第9話を観ました。

森りんの死を乗り越えて、ますます繁栄する織田領。今回は、ついに武田信玄が乗り出します。

第9話 「二人の信長!サルに秘密がバレるとき

あらすじ

サブロー(小栗旬)たちの元に、ルイス・フロイスがやってくる。おたおたする家臣たちだったが、サブローはフロイスの献上した品々を気に入る。
さらに、あっさりとキリスト教の布教も決めてしまう。

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サブローは帰蝶(柴咲コウ)にクリスマスの説明をするのだが、どうもピンときていない。

一方、明智光秀(小栗旬)は、キリスト教をひろめる事で延暦寺の僧たちが黙っていないと気にかける。だが、サブローは気にもとめないのだった。

しかし、いよいよ武田信玄が兵を率いて京へ向かってきた。徳川家康(濱田岳)の元にも協力しろと書状が届いていた。
うろたえる家臣団だったが、家康が武田軍を食い止めるといい一旦は収まるのだったが・・・。

だが徳川軍は三方ヶ原にて惨敗を喫する。家康も脱糞して逃げ帰るのだった。

松永久秀に援軍を要請するもののあっさりと断られてしまう。
サブローは鉄砲で騎馬隊を迎え撃てばというのだが、鉄砲は次の玉を込めるまでに時間がかかってしまうと言われてしまうのだった。

サブローは森家の子供たちが順番に団子をもらっているのをみて、鉄砲を順番に撃つという案を考えつくのだった。
その案は見事に受け入れられるのだが、鉄砲の準備が整う前に武田軍が織田領内に侵入してくるのだった。

サブローは、武田軍を迎え撃つ決心をする。いずれは武田軍と戦わねばならないのだからと。
帰蝶にクリパーの準備をしておくように言い残して、サブローは戦場へと旅立つ。

陣をひいて待つサブローたちだったが、待てども待てども武田軍は現れない。
一方、羽柴秀吉(山田孝之)と光秀が城の守りを仰せつかっていた。

そしてサブローの元に報せが入る。なんと、武田信玄が病死し武田軍は本国へと引き返したのだと。
これにより織田軍は窮地を脱する。サブローは張り詰めていた緊張感が開放されて腰が抜けてしまう。

武田軍を退けたサブローたちはクリパーを開くのだった。異国の祭りにおどろく皆。
そこにサンタクロースに扮した柴田勝家(高嶋政宏)が現れる。クリスマスに贈り物をくれる人とサブローは言うのだが・・・。

宴から離れて一人物思いにふける光秀の元に秀吉が現れる。秀吉は、サブローが天に認められた方だと言うのだった。

サブローは帰蝶にクリスマスプレゼントとしてオルゴールをあげていた。オルゴールに驚き喜ぶ帰蝶だった。

翌日、延暦寺の僧兵たちが暴れているとの報告が入る。治外法権である延暦寺に攻めこむわけにもいかずサブローは苦慮する。
光秀は和解の道をさぐるように助言するが、サブローは交渉は苦手だと嘆く。

結局、サブローは光秀と入れ替わり、本物の信長が延暦寺に向かうことになるのだが、そこに秀吉がついていくと言うのだった。結局、延暦寺には信長と秀吉が行くことなる。

だが僧兵たちは話し合いに応じないというのだった。仕方なく引き返そうとする信長だったが、秀吉は攻めこむことを進言する。これは織田を守るためだと。生半可にはせず全てを焼き払うのだと。

結局、秀吉の進言通りに、信長は延暦寺を焼き討ちにするのだった。

焼き討ちにあう延暦寺をながめる信長に、秀吉は初陣の時のことは覚えているのかと問う。信長は、あれはたしか13のときだったと確かに覚えていた。
サブローにこれを聞いた時にはまったく覚えていなかった。これで、秀吉はこちらの方が本物の信長だと確信するのだった。

延暦寺を焼き討ちにした事は浅井方にも知れ渡る。そして、織田家臣団にも衝撃が走るのだった。

城に戻ってきた信長に対して、サブローは焼き討ちにした事を問い詰める。
信長は、このまま延暦寺を放っておけば、いずれ他国と手を組み強大な敵となるという。
起こるサブローだったのだが、信長は「お主は優しすぎるのだ」という。納得のいかないサブローは、信長を部屋から追い出すのだった。

サブローのやった事に驚いている帰蝶がサブローのもとを訪れるが、サブローはただ机に頭をもたげるだけだった。
家臣団の前にやってきたサブロー。延暦寺を焼き討ちにした事を問われるサブローだったが、「ホントだよ」と答えるのが精一杯だった。サブローはそのまま部屋を出て行ってしまうのだった。

その後、池田恒興(向井理)にも何があったのか聞かれるのだったが、本物の信長と入れ替わっていることは言えないのだった。

光秀に話しかける、秀吉だったが、まんまと信長に焼き討ちを導いたことを自慢気に語るのだった。

落ち込むサブローに、帰蝶がオルゴールを持って訪れる。
「前は楽しげだった音が、聞こえ方がまったく違うない」という。

帰蝶はクリスマスとは特別な日なのであろうといい、あの日に言えなかった「お主の事を愛おしく思っておるのだ」と告げるのだった。

帰蝶の心遣いに涙するサブローであった。

竹中半兵衛(藤木直人)は秀吉に、延暦寺焼き討ちは秀吉の謀だったのだろうと問うのだったが、秀吉は白を切るのだった。半兵衛は秀吉は、「お主はいったい何者なのだ」と問うのだが、そのまま通りすぎるのだった。

感想

前半は穏やかな展開だったのですがね。武田信玄が進軍中に亡くなり戦国の世にクリスマスパーティという流れまでは平穏そのものでした。

光秀(本物の信長)の頭巾の中の顔を知ってしまった、秀吉によってサブローの立場が一気に危うくなります。

たしかに、延暦寺の焼き討ちというのは、サブローのキャラからすれば、かなり違和感を覚える事件ですから、家臣団も違和感を抱くのは無理もないですね。

とはいえ、信長と入れ替わっている事はサブローは自分からは言わないわけです。

ドラマ版は最終回に近づきつつありますが、サブローと信長の事がどう決着するのかは気になるところですね。

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