昨年はこの場所を通らなかったのでわからなかったが、これは圧巻だった。これだけの船がここまで流されてくるとは。

この船は第十八共徳丸という船らしいが、その手前にひまわり畑が作られていた。
実は、こういったひまわり畑があちこちに作られているようで、いたるところに見かけられる。

東日本大震災パノラマにこの、第十八共徳丸が載っていた。

▼震災の象徴 気仙沼【東日本大震災パノラマ Vol.146】 - MSN産経フォト

昨年の9月時点ではまだ小さい瓦礫が残ってたようだが、今ではそれも片付けられて更地になってました。セブンイレブンの建物も一度取り壊された後に、プレハブの仮店舗を建てたもののようです。

そこから少し港方面に向かったところに、「気仙沼復興商店街 南町紫市場」がある。車で通りかかった時に、団体の観光客が被災地の案内をうけていたのだが・・・、その人達もこちらにやってきたようで、思いっきり鉢合わせてしまった。割と老齢の人が多かったので、ツアーの人とは思われないだろうが。

▼気仙沼復興商店街 南町紫市場
▼復興屋台村 気仙沼横丁

ここは海産物とか売っているところが多くて、それはそれでよかったのだが、生物はすぐに持って帰る訳じゃないので買えないという事で、それがやめておいた。

奥の方にあった「揚げたてコロッケ」さんで、本当に揚げたてのコロッケと串かつを食べた。その場であげるのでちょっと時間がかかるのだが、これがまた熱々でウマい。コロッケは下味もついてるのでソース無しでも旨い。串かつも、おいしい。ソースをつけて、さらに旨い。

近くにある屋台村 気仙沼横丁にも立ち寄ったが、夜営業の店が多いという事もあり、静まり返っていた。お腹も膨れていたので、そのまま気仙沼を後にする事に。

次は南三陸町を目指す事に。昨年も気仙沼のここいら辺は通りかかってはいた。当たり前のような事だが信号がちゃんと稼働している。去年はまだ信号が消えたままになっているところが結構多かったので、あれから1年以上経って、少しづつ元に戻っているのだなと思う瞬間だ。

辺りはまだ更地になっただけという感じだが、瓦礫を運搬するトラックは随分と少なくなったという印象だ。それでも、時折大型のトラックが集積場へ向かっているのを見かけた。

途中にあるイオン気仙沼店はもう平常営業しているようだった。(とは言え完全復旧には半年以上かかったようだが。)

▼「日常」戻った被災スーパーの次なる戦い 大震災から1年、イオン気仙沼店を再訪した。

気仙沼から南三陸まで国道45号で走ったが、昨年から比べて幾分道がよくなったかなという印象はあるが、まだ仮橋のところがあったり変わってないなという所も多い。全体的には、壊れた建物が撤去されたりという形跡はあったが、これからどうなるのかまったく読めない場所も多かった。

壊れた鉄道駅や鉄橋は、まだ路線がどういうルートで復活するのかも決まっていないのだろうか!?後片付けだけはしたが、そのままというところが多い。

1時間ちょっとかけて南三陸町の中心部、志津川近辺までやってきた。やや内陸(といってもここら辺も更地だったが)にある、「南三陸さんさん商店街」へ行ってきた。既にこの時点で16時を回っていた。

▼南三陸さんさん商店街

ここの名物なのがキラキラうに丼なのだが、ぜひ食べてみたいと思ってたが、この日定休日の店も多く、結構値段も張るので断念。

他に食べるものないかなと思って買ったのがホタテの殻焼き。出来立てでなかったのが残念だが、これはこれでうまかった。いや、しかいこれは、ビールのつまみだな。

南三陸町から石巻へ向かう途中で、あの南三陸町役場の近くにあった防災対策庁舎があった。この建物はすっかり有名になってしまったが、これ以外にも鉄骨がむき出しの建物があちらこちらにあった。 どの建物も同じような壊れ方をしていた。この庁舎の近くにあって被災していた志津川病院は既に取り壊されていたようだった。

南三陸町から1時間ちょっとかけて石巻駅付近まで移動。既に18時近くになっていて日が落ちかけていた。車で移動するにも付近で渋滞が発生していて難しいなと思い、本日はこのまま仙台に戻る事にした。

仙台に戻る前に、石巻駅から歩いて石巻街道を中瀬方面へいってみた。ここには、まだ復活してないが、石ノ森萬画館がある。
石巻にも復興商店街がある。今回は目の前を通っただけだが、駅からまっすぐ行ったあたり。確か、前は駐車場になっていた場所だと思ったが。そこに出来ていた。

▼石巻立町復興ふれあい商店街

18時を過ぎて日が落ちてきたので、この日はこのまま仙台まで移動した。

この日も、夜は漫喫泊。昨年も使ったViVi仙台東口3Fにあるアイ・カフェ ViVi仙台店を使わせてもらった。