書評: 夢をかなえるツイッター
気がついてみたら、Twitterを始めてから、2年半が過ぎてしまっていました。
始めるときは、エントリーをあげてたんですが、それからあんまり書いてませんでした。
いまさらながら、Twitterを使ってみて、どんなもんかエントリーを上げようと思ったけれど、うまい具合にまとまらない。というか、どういう切り口で書いたらいいか模索中。
てな事もあり、たまには人様の書いた書籍でも読んでみようと思い、Twitter本を何冊か買い込んでみました。
まずは、小説家でもある、内藤みかさん(@micanaitoh)の「夢を叶えるツイッター」から読んでみました。
はじめに
今回Twitter本を読み進めるに当たって、Twitterってやっぱり人によって楽しみ方も違うし使い方も違うというのがありました。
そういうのもあるので、ちょっとここは違うんじゃない!?ってのはある訳なんですが、否定的な書き方をするのではなく、自分はこう考えてるという感じの書き方にしようと思います。
全体として
全体をとおして感じたのは、非常に読みやすいです。また、比較的ITリテラシーが低い方でもわかりやすい書き方になっていると思います。
また、小説家というのが関係あるのかどうかはわかりませんが、非常におもしろい例えをするなと思いました。40人のクラスルームに例えたりというところはおもしろいなと思いました。
フォロワー集めは必要か
個人的に、フォロワーを集めることに関して重きをおいてないというのもありますが、フォロワーを増やすために自分のツイートを変える必要があるのか!?
これは、イエスでもありノーでもあるかなと思います。フォロワーがまだ少ない状態で独り言のような事を延々とツイートしていてもしょうがないというのはわかりますからね。
これは、自分の個人的な感覚でもあるんだけれども、ひとりごとであってもツイートし続けることに意味はあると思っています。もちろん、大した事でもない事を延々と連続してツイートするのは嫌われる原因にもなるけど、なにげないひとりごとでも気にとめたりする事は案外多いですからね。
ちなみに言うと、この本の中で、内藤さんが返事がもらえなくてスネてしまいましたという内容のツイートは未だに自分は書き続けています。でも、それは、それでありだと個人的には思います。
まぁ、これは個人差ではあるんだけれども、誰かに反応してもらいたいという欲求があまりないんですよね。だから、返事があろうがなかろうが気にしない。それでも、返事は来ることはあります。
内藤さんがツイッターを再開したきっかけとなった、小林さん(@Talkingdogdays)のツイートがあるんですが、どういう事を書いたら反応があるのかってのは、経験則的なものかなって気がします。これは、不得手というのもあるので、深く考えすぎてツイートが滞ってしまうようりは、懲りずにツイートを続けるのも一つの手だと思いますね。
自由がない人たち
実践編で2人の方の例を書かれています。これは、著者の内藤さんも含めて言える事なんですが、いづれも自営業という感じの人達なんですよね。
これは、職種によっても会社の規模によっても全然違ってくるんですが、一般の会社員の場合はあまり参考にしづらい部分があるなという感じがします。
Twitterを企業として利用してみようという立場や、提案出来る立場であれば別なのかもしれないけど、個人としてTwitterを使ってる人は自分の事を発信する際に当然のごとく制限がかかります。
もちろん、個人情報的な事は書けないのは当然として、企業の中で働いてる身としてうかつに書けない事は実にたくさんあったりするわけです。
この本では夢をかなえるとありますが、多くの人にとっては関係ないというか、夢なんかないよって人の方が多いと思うんですよね。もちろん、この本の中で大風呂敷を広げている訳ではないけれど、やっぱりうまくいく事もあれば、いかない事もある。夢を見させるはいいけれど、そこにまつわるリスクであったり、困難は必ずしも十分に書かれていないという感じがしました。
最後に
いろいろと書きましたが、Twitterを使う上で知っておかなければならない使い方や、Twitterの機能なんかはほとんど網羅されています。
それに、内藤さん自身が一旦やめてしまっていた時期があるというのもあるけれど、行き詰まったときの対蹠的な事がわかりやすく書かれているのはいいですね。実際、自分も考えつかなかった使い方や、サイトもあったりして参考になりました。機能紹介というよりも、より実践に近い事が多く書かれてるのもいいです。
Twitterをこれから始めたい人や、行き詰まっている人がいたら、読んでもらいたい本ですね。
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初心者から使い慣れた方まで
ワクワクしました。
Twitterの可能性が広がる1冊です。
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