ヴォイス 第8話
今週も、「ヴォイス~命亡き者の声~」を観ました。
今回は、火災現場で死亡していた男・今成卓見(平田満)が運ばれてきた。なぜか、子供といっしょに、しかも子供をカーペットで包んだ状態で見つかった。
解剖の途中で、この男が肝炎にかかっている事が判る。慎重に作業を進めるが、肝臓の組織を運んでいた、哲平(遠藤雄弥)がシャーレを落としてしまう。慌てて拾おうとするが、ガラスでケガを負ってしまう。すぐに、佐川教授(時任三郎)が水で洗い流したものの、肝炎の組織を運んでいたという事で、感染の疑いが残された。
ゼミのみんなは、当然のごとく哲平の事が気がかりだが、大己(瑛太)だけはあいかわらず、解剖された男性の事に頭をめぐらせていた。
肝炎感染の疑いのある哲平は、あれこれ考えてしまう。そして、法医学をやめようと考えてしまう。
そんな事だから、ゼミのみんなも今回ばかりは、解剖男性の事には頭が回らない。そんな事だから、大己と少なからず険悪な雰囲気になってしまう。
こんなときだからこそ、死亡した男性の声を聞き取りたいと言う大己くんだけど、やはりそんな風には普通はなかなか思えないもの。
それにもめげずに大己くんは、あちこち聞き込みに走り回っていた。
そんな中、またまた、大己くんの推理で死亡男性がなぜ、子供をカーペットで包んでいたかを突き止める。
そして、哲平の方は、肝炎にかかっているかの検査を受けるが、自ら法医学はやめると言い出す。
そんな哲平に、大己くんは解剖男性の事を話し出す。
肝炎を患っていた男性は、かつての同僚から感染したものだったが、職業がらそれは覚悟していたらしい。逆に、感染させてしまった後輩にDVD送ったりと気をかけたいたくらいだった。
この、今成は、火事に遭遇して、中にいた子供を助けに入ったが、すでに子供は死亡していた。が、かつて焼死体で発見された子供を見た両親の事を思い出し、子供の死体をなんとか燃やさないように考えていたのでした。その為、カーペットに包んで、死体が燃えないようにしていただった。自らは、火にまかれて、死に直面していたにもかかわらず。
今成は最後までプロフェッショナルだったと、大己くんは言う。遺族の事を考えて、行動していたんだと。それを聞いた、哲平は、法医学をやめようとしていたのを撤回する。
で、最終的に、哲平は感染しておらず、めでたしめでたしってところでした。
今回、哲平がB型肝炎感染の疑いという事で、亮介(生田斗真)の父が紹介状を書くとか言い出したり、以前の関係から融和してきた感じです。
ただ、今回の事故で、佐川教授がどういう処分になるのかってところですかね。
ヴォイス 第8話