この会社には居たくないとプログラマが思うとき
Geekなぺーじからのネタで。
人気エントリーにもなってるが、「優秀な社員を辞めさせない方法」ってのがあった。
原文には、「多くの社長はビジネスのルールが変わったことに気がついていない。昔はお客様が神様だったが、最近は従業員を満足させる事で従業員がより良いサービスを提供して顧客を満足させるということが求められる。従業員がより芝が青い土地に移動すれば顧客もその従業員についていくだろう。」というような事が書いてありました。
これを読んでまず思った事。うちの会社は大方外れてるなぁ。あまり、一つ一つ追っては書けないけれど(^^;
むしろ、危うい方向に行ってる気さえします。原文がITworld.comなんで、IT業界での話だとは思うけれど、一般企業としての方向性とIT企業としてのあり方を取り違えると、この記事と逆の方向へ行ってしまう気がしないでもない。
それと絡む記事で、↓のがあった。
「Nine Things Developers Want More Than Money」という記事がありました。 面白かったので要約してみました。 誤訳や勘違いがあるかも知れないので詳細は元記事をご覧下さい。
これも一つに、プログラマ視点からすると、前の記事とリンクしてくる。要は、モチベーションを下げる結果になると、会社を辞めたくなるだろって事で。
さらに、以下の記事。
見分け方をまとめると、以下のようになるそうです。 流石に全ての項目を満たすような人は少ないそうですが、どれか一つでもあてはまる項目があれば、それは良いプログラマなのかも知れないそうです。
正直、他の会社の事はわからないが、一部の会社を除けばプログラマに対する評価は低いのかなと。質は求めるけれど、どちらかというと下働き的な位置づけになってるところが多いんじゃないのかな!?
それと、IT企業系で開発してる人でも家で(仕事じゃなくって)プログラミングしてる人って少なくなってるんじゃないのかなって気がします。前にも取り上げた、ホリデープログラミングってのがあるくらいで、ウェブで探せば、そういう人はたくさんいるのだけれど、身近な人に限って言えば、近頃はあまり見かけなくなりました。なんつうか、職業プログラマになっちゃってる人が多いね。ここで言うところの、職業プログラマー
は以下の解説とほぼいっしょ。
・プログラムを書く事を職業としている人たちのうち、職人系のプログラマを除いた人たちのこと。 つまり、「コンピュータが好きな訳じゃないけれど、コンピュータに関わる仕事なら食っ逸が無さそうだし・・・」と言う、何とも主体性の無い理由で、「情報処理技術者試験」なんかを取ったついでに現職に就いている人たちのこと。
結局のところ、多くの(?根拠はないが)IT企業でのプログラマは職業プログラマで、上の記事の良いプログラマってのは逆に居づらくなってきてるんじゃないかと思ってるところです。会社にとっては、"優秀な社員"="良いプロラマ"ではないかもしれないけれど、"良いプログラマ"と思われる人たちに気づかない会社からは、どんどん"良いプログラマ"が去っていくのは至極当然の流れなんだろな。
最後に、自分が良いプログラマかどうかはわからないけれど。
- 家で趣味でプログラム書いてます。
- 会社に入る前からプログラム書いてました。
- 履歴書(業務経歴)にないプログラム経験の方が多いです。
この会社には居たくないとプログラマが思うとき